JRAは3日、第29回エルムステークス(GIII、ダ1700m)の前日最終オッズを発表した。
ドゥラエレーデ(牡4、栗東・池添学厩舎)が単勝3.1倍で1番人気、ナチュラルハイ(牡4、美浦・黒岩陽一厩舎)が単勝3.5倍で2番人気。
以下、ミトノオー(牡4、美浦・牧光二厩舎)が単勝5.6倍で3番人気、プロミストウォリア(牡7、美浦・野中賢二厩舎)が単勝9.2倍で4番人気と、ここまでが10倍以下。
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■単勝19.9倍以下のマリーンS組は押さえ必須
過去10年、1番人気が【1.1.2.6】、2番人気が【3.1.1.5】と、人気サイドなら後者が優勢。本レースはマリーンS組の好走が目立つが、前走同組のうち、当日の単勝オッズが19.9倍以下なら【7.3.1.13】。9.9倍以下は【5.1.1.5】、4.9倍以下は【3.1.0.1】勝率60.0%、連対率80.0%、単勝回収値は224をマーク。ナチュラルハイの信頼度が増す。
一方、実績で優る前走重賞組は、当日単勝9.9倍以下でも【1.4.1.16】勝率4.5%と微妙。前走重賞組から勝利したのは平安S大敗から巻き返したロンドンタウン、東京大賞典6着だったローマンレジェンドの2頭。ドゥラエレーデの実績を見るとは切りにくいが、1番人気の低迷ぶりからも、ミトノオーやプロミストウォリアのほうに妙味がある。
全体で見ると単勝オッズ1桁台は【6.6.3.25】。近3年は1頭のみの好走だが、複数頭揃っての好走は10回中4回ある。単勝10倍台は【3.3.2.23】で、このうち前走5番人気以下が【2.3.2.9】複勝率43.8%。前走で人気に推されていた馬が今回やや人気を落としたパターンより、引き続き伏兵に甘んじているような馬が狙い。サヴァは前走7番人気→1着で今回もある程度人気が落ちきそうで、狙える1頭だ。
単勝20.0~49.9倍は【1.1.5.27】で、5歳以下が【1.1.3.12】と安定。単複回収値はいずれも160以上を記録しており、若い穴馬は押さえておきたい。ペイシャエス、フルムは穴の資格あり。単勝50倍以上は【0.0.0.31】なので大穴狙いは控えた方がベターだろう。
馬連は(4)ナチュラルハイ-(7)ミトノオーが8.7倍、3連複は(4)ナチュラルハイ-(7)ミトノオー-(10)ドゥラエレーデが13.8倍、3連単は(10)ドゥラエレーデ→(4)ナチュラルハイ→(7)ミトノオーが52.2倍で1番人気。
■3日・前日最終オッズ
人気 | 馬名 | 単勝 | 1 | ドゥラエレーデ | 3.1 | 2 | ナチュラルハイ | 3.5 | 3 | ミトノオー | 5.6 | 4 | プロミストウォリア | 9.2 | 5 | サヴァ | 11.4 | 6 | ペイシャエス | 20.9 | 7 | テーオードレフォン | 21.7 | 8 | ユティタム | 23.2 | 9 | フルム | 25.3 | 10 | ベルダーイメル | 28.4 | 11 | ヴィクティファルス | 34.6 | 12 | ホウオウアマゾン | 47.7 | 13 | シルトプレ | 78.7 | 14 | タガノクリステル | 149.3 |
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※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。
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