ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地クアーズフィールドのロッキーズ戦に「1番DH」で先発出場する。
大谷は前日の同戦、今季54号を含む5打数4安打4打点1盗塁。打率.309とし、ナ・リーグトップ打率.314のルイス・アラエス内野手(パドレス)に5厘差と迫っている。
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■今日5打数5安打なら……
一方のアラエスも前日のダイヤモンドバックス戦で5打数3安打とし、2年連続の年間200安打まで残り「1」と打撃は好調。しかし、3年連続の首位打者を狙うアラエスは、この日の同戦ではスターティングメンバーから外れ、ベンチスタートとなった。
アラエスがこのまま翌29日(同30日)も出場しなかった場合、打率は「.314(.3138)」が指標となる。大谷はこの日を合わせ残り2試合。1試合5打数とすると、残り10打数で6安打なら637打数200安打で「.314(.3139)」となり、アラエスを1毛差で逆転できる。
残り2試合で9打数または8打数としても6安打は必要。ただし、大谷がこの日、5打数5安打なら打率「.315(.3148)」となり逆転で首位へ。首位打者争いのゆくえは最終戦へもつれこむ。
2012年のミゲル・カブレラ(当時タイガース)以来12年ぶり、ナ・リーグでは1937年のジョー・メドウィック(当時カージナルス)以来87年ぶりとなる三冠王へ、大谷の1打席に注目が集まる。
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