【アルゼンチン共和国杯/穴ライズ】左回り0勝×2400m以上1戦のみ×関東経験なし 想定オッズ“2桁”が持つ「違和感」に生じる妙味

【アルゼンチン共和国杯/穴ライズ】左回り0勝×2400m以上1戦のみ×関東経験なし 想定オッズ“2桁”が持つ「違和感」に生じる妙味

第62回アルゼンチン共和国杯(3日/GII・東京芝2500m)は、2020年に3連単で20万馬券、2022年にも8万馬券が出ており、大荒れは無くも中荒れはたびたび起こる重賞。的中を目指す上でも、穴馬はケアしておきたい。

本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「マイネルメモリー」を取り上げる。

◆【アルゼンチン共和国杯2024予想/追い切り診断】打倒クロミナンス一角に「S」の最高評価 「スイスイ登坂」で気配上昇、重賞初Vへ意欲

■マイネルメモリー

4歳のマイネルメモリーは、これまで左回りでの勝利がなく、22戦のキャリア中2000m以上の距離を走ったのはわずか1度のみ。また、東京と中山での出走経験もなく、今回は初の東上に加えて、初めての2500m戦という“初物ずくめ”の挑戦となる。しかし、指揮官である宮師は「東京のこの距離は一回使ってみたかった」と語っており、条件替わりには前向きな姿勢だ。

オープンクラス昇級初戦となった前走のケフェウスSでは、出遅れから流れに乗り切れず5着に敗れたが、3着とはクビ+クビの僅差。着実に力を付けてきており、展開次第では互角以上に戦えるポテンシャルを示している。上がり3ハロンも出走メンバー中最速を記録しており、末脚の威力も十分に通用するレベルだ。

前走後は放牧を挟み、帰厩後は坂路主体のメニューでしっかりと負荷をかけられている。ひと息入れたことで、体調がさらに上向いている印象だ。3歳春の毎日杯以来の重賞挑戦となるが、このメンバーなら上位進出も可能で、妙味も含めて積極的に狙いたい一頭と言える。

Advertisement


アルゼンチン共和国杯2024 予想コラム一覧

特集

◆【アルゼンチン共和国杯2024予想】年末の王道路線へ繋がる要注目レース 出走予定・枠順、予想オッズ

◆【一覧】芸能人・予想家の「アルゼンチン共和国杯2024」本命・注目馬予想まとめ 3連単39万円の天皇賞・秋で上位3頭を指名!

◆【一覧】「アルゼンチン共和国杯2024」大口投票パトロール 人気集めるセレシオンに複勝「40万円」 “6人気以下”の伏兵にも高額あり

追い切り評価

◆【追い切り診断】打倒クロミナンス一角に「S」の最高評価 「スイスイ登坂」で気配上昇、重賞初Vへ意欲

◆【追い切り診断】想定“10人気前後”に高評価「A」 再三の併せ馬から感じる「心身ともにすこぶるいい状況」

◆【追い切り診断】穴人気が想定される上がり馬に「B」の低評価 完歩が小さく「気迫も物足りず」

データ分析・過去10年傾向

◆【枠順傾向】クロミナンスに「2.0.1.0」 外枠は脚質に関わらず好走で“伏兵”にチャンス

◆【データ攻略】クロミナンスに“馬券内率71%”の追い風 内枠の穴候補は「0.0.0.11」で“即消し”も

◆【データ攻略】人気一角に「1.2.1.2」 厩舎×血統×ローテ味方に“絶好の買い時”到来

◆【高配当メソッド】過去には伏兵絡み「3連単20万馬券」も 想定10人気前後に“穴の資格”浮上

◆【血統展望】「2.1.4.2」を生む“トニービンの血” 「人気でも逆らえない」厩舎力に注目

◆【前走ローテ】人気馬の一角に「2.1.0.0」の高信頼データ カレンダー変更の影響で浮上する穴候補

◆【アルゼンチン共和国杯2024予想】過去10年のレース結果・配当・血統まとめ 傾向分析に使えるお役立ちデータ

穴馬予想

◆【穴ライズ】想定“8人気”以下がハンデ戦の恩恵で浮上 狙いすました東上で「勝負駆け」濃厚

◆【危険な人気馬】「凡走データ」ずらりで前走再現の期待は禁物 想定“赤オッズ”は消し

みやこS/京王杯2歳S/ファンタジーS 予想コラム一覧

◆【みやこステークス2024予想】過去9年のレース結果・配当・血統まとめ 傾向分析に使えるお役立ちデータ

◆【京王杯2歳ステークス2024予想】過去10年のレース結果・配当・血統まとめ 傾向分析に使えるお役立ちデータ

◆【ファンタジーステークス2024予想】過去10年のレース結果・配当・血統まとめ 傾向分析に使えるお役立ちデータ