第62回アルゼンチン共和国杯(3日/GII・東京芝2500m)は、2020年に3連単で20万馬券、2022年にも8万馬券が出ており、大荒れは無くも中荒れはたびたび起こる重賞。的中を目指す上でも、穴馬はケアしておきたい。
本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「マイネルメモリー」を取り上げる。
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■マイネルメモリー
4歳のマイネルメモリーは、これまで左回りでの勝利がなく、22戦のキャリア中2000m以上の距離を走ったのはわずか1度のみ。また、東京と中山での出走経験もなく、今回は初の東上に加えて、初めての2500m戦という“初物ずくめ”の挑戦となる。しかし、指揮官である宮師は「東京のこの距離は一回使ってみたかった」と語っており、条件替わりには前向きな姿勢だ。
オープンクラス昇級初戦となった前走のケフェウスSでは、出遅れから流れに乗り切れず5着に敗れたが、3着とはクビ+クビの僅差。着実に力を付けてきており、展開次第では互角以上に戦えるポテンシャルを示している。上がり3ハロンも出走メンバー中最速を記録しており、末脚の威力も十分に通用するレベルだ。
前走後は放牧を挟み、帰厩後は坂路主体のメニューでしっかりと負荷をかけられている。ひと息入れたことで、体調がさらに上向いている印象だ。3歳春の毎日杯以来の重賞挑戦となるが、このメンバーなら上位進出も可能で、妙味も含めて積極的に狙いたい一頭と言える。
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