大谷翔平は今季、打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036の好成績。本塁打と打点の二冠王を獲得し、ポストシーズンでは、ドジャース移籍1年目でチームを4年ぶり8回目の世界一へと導いた。
ここでは、今季大谷が受賞した数々のタイトルを紹介。MVPやハンク・アーロン賞など、今後の発表日程などもまとめた。
目次
■注目アワード・タイトル一覧・発表日程
MLBアワード発表日カレンダー
10月25日
米老舗スポーツメディア『The Sporting News』
年間最優秀選手
1886年に米国で創刊された総合スポーツメディア『The Sporting News』が、両リーグから1人だけ選出する「年間最優秀選手」を受賞。3年ぶり2度目、複数回の受賞は史上11人目の快挙となった。全30球団の監督と球団幹部による投票で決定された。
10月27日
メジャーリーグ選手会選出
ナ・リーグ最優秀野手
メジャーリーグ選手会による今季の優秀選手賞で、選手間投票によって決定。大谷は「ナ・リーグ最優秀野手」に選ばれた。エンゼルス時代の2021年、23年にア・リーグで2度獲得。今回はリーグを跨いで2年連続3度目。同じくノミネートされていた「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」は、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が受賞。
11月13日
シルバースラッガー賞
ナ・リーグ指名打者部門
ポジションごとのもっとも優れたバッターに贈られる「打撃のベストナイン」。日本選手の複数回受賞は、3回選出のイチローと3度目を狙う大谷のみ。
11月15日
オールMLB
指名打者部門
2019年に新設された公式アワードで、両リーグの区別なく「ファーストチーム」と「セカンドチーム」が選出される今季のオールスターメンバー。大谷は、指名打者でノミネート。
11月15日
ハンク・アーロン賞
ナ・リーグ部門
今季もっとも活躍した打者に贈られる賞。当時歴代1位の通算755本塁打を記録したハンク・アーロン氏の功績を称え、1999年に創設。本塁打、安打数、打率、打点など総合的な攻撃力を評価基準とし、殿堂入り選手8名による選考委員会とファン投票の結果で両リーグから選ばれる。昨季の大谷はア・リーグから選出され、日本選手初受賞。2年連続の快挙なるか。
11月15日
最優秀指名打者(エドガー・マルティネス賞)
大谷が4年連続4度目の受賞を狙う。ア・リーグがDH制度を導入した1973年に創設。担当記者、放送関係者、球団広報担当者の投票で決定される。かつては「最優秀指名打者賞」と呼ばれていたが、2004年9月、同賞に5度輝いたシアトル・マリナーズの名選手エドガー・マルティネスの引退を称えて名称を変更。
11月22日
メジャーリーグ年間最優秀選手
ナ・リーグ年間最優秀選手
公式の年間最優秀選手賞(MVP)。ア・リーグ、ナ・リーグそれぞれから選出。全米野球記者協会(BBWAA)に所属する記者の投票で決定される。大谷は2021年、2023年に続く受賞なるか。3度目の満票選出にも期待がかかる。
※表彰日時はすべて日本時間、詳細は随時更新します