12日(日本時間13日)から、今季のNBAカップ(昨季の呼称はインシーズン・トーナメント)がスタートした。
今週末には昨季覇者であるレイカーズも登場し、スパーズと対戦する。会見でカップ戦に対するモチベーションを問われた八村塁は「お金が……」と率直なコメントを発し、取材陣の笑いを誘った。
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■優勝賞金は1人あたり50万ドル超
13日(同14日)のグリズリーズ戦の試合後、地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』の記者からカップ戦へのモチベーションを問われた八村。「僕たちは、ただお金が欲しいだけです」と笑顔で返答すると、会見場は爆笑に包まれた。そして「それが一番の理由だと思いますね。昨年もすごくモチベーションが高かったんです。大きな賞金がかかっていたので……」と振り返っていた。
米スポーツメディア『ブリーチャー・レポート』によると、昨季優勝したレイカーズの選手たちは1人あたり50万ドル(約7800万円)を手にしたという。「NBAカップ」に名称変更された今回は優勝賞金が若干増加し、選手1人あたり51万4970ドル(約8000万円)になる。
■「世界一の金持ちでも喜ぶよ」
すでに多額の年俸を得ているスター選手たちにとっても、この金額は魅力的な様子。
例えば、チームと9300万ドル(約145億円)の契約を結んでいるバックスのクリス・ミドルトンは昨季、カップ戦の賞金について「世界一の金持ちでも50万ドルもらえたら喜ぶだろう。我々はみんな、この追加収入のチャンスに興奮している」とコメントしていた。
このため、同メディアは「選手たちが50万ドルの賞金を軽視する可能性は低い。それは誰にとっても大金だ」と指摘した。
同カップ戦は、まずは5チームずつが6つのグループに分かれてグループリーグ(予選ラウンド)を戦う。各グループのトップチームと、それ以外の各カンファレンス成績上位1チームずつが決勝トーナメント(ノックアウトラウンド)に進出する。
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