JRAは16日、第41回マイルチャンピオンシップ(GI、芝1600m)の前日最終オッズを発表した。
昨年エリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグ(牝4、美浦・宮田敬介厩舎)が単勝4.6倍で1番人気、昨年2着のソウルラッシュ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)が単勝4.8倍で2番人気。
以下、チャリン(牡4、英・R.ヴェリアン厩舎)が単勝4.9倍で3番人気、ナミュール(牝5、栗東・高野友和厩舎)が単勝5.0倍で4番人気、ジュンブロッサム(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が単勝7.7倍で5番人気と、ここまでが10倍以下。
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■例年混戦で単勝5倍以上が8勝
過去10年、1番人気が【2.1.1.6】と心許ない成績で、このうち単勝3.0倍以上だと【0.0.1.5】と、断然の人気に推されない限りは勝ち負けにならず、断然の1番人気が出現する年の方が少ない。1番人気が3.0倍以上ついて、2、3番人気が4.0~6.9倍ついた年は6回ある。この時の成績は1番人気が前述の通り、2番人気が【0.3.1.2】、3番人気が【1.2.0.3】と、いずれも強調できるほどの結果を残せていない。今年も上位が混戦気味で前日時点、1番人気のブレイディヴェーグが単勝4.6倍。勝ち馬は上位3頭以外から出現しても驚けない。
全体で見ると、単勝5.0~19.9倍のゾーンが8勝を挙げており【8.5.7.32】勝率15.4%、複勝率38.5%をマーク。このうち2、3番人気が【2.5.0.5】勝率16.7%、単勝回収値102、4、5番人気が【4.0.3.13】勝率20.0%、単勝回収値202と、連対の軸としては上位人気勢から入るのが賢明も、頭固定なら勝率が高い4、5番人気を取るのも手。ナミュールとジュンブロッサムは一発の可能性がありそうだ。
また単勝5.0~19.9倍のうち、中団以下から競馬をした馬が【7.5.3.25】と勝ち負けに加わるが、先行馬は【0.0.4.4】と3着のみ。とはいえ複勝率50.0%と安定感を示している。30.0倍以上は【0.0.0.89】なので、狙えるのは頑張っても20倍台まで。無理な穴狙いは禁物となるが、今年は差し馬しか売れておらず、先行馬のエルトンバローズは大外枠が嫌われている。3着付けはしておいても。
馬連は(2)ブレイディヴェーグ-(4)ナミュールが8.9倍、3連複は(2)ブレイディヴェーグ-(4)ナミュール-(13)ソウルラッシュが15.0倍、3連単は(2)ブレイディヴェーグ→(4)ナミュール→(13)ソウルラッシュが60.6倍で1番人気。
■16日・前日最終オッズ
人気 | 馬名 | 単勝 | 1 | ブレイディヴェーグ | 4.6 | 2 | ソウルラッシュ | 4.8 | 3 | チャリン | 4.9 | 4 | ナミュール | 5.0 | 5 | ジュンブロッサム | 7.7 | 6 | セリフォス | 14.4 | 7 | オオバンブルマイ | 15.7 | 8 | エルトンバローズ | 25.3 | 9 | マテンロウスカイ | 29.3 | 10 | ウインマーベル | 33.7 | 11 | アルナシーム | 80.5 | 12 | フィアスプライド | 81.5 | 13 | タイムトゥヘヴン | 98.3 | 14 | ニホンピロキーフ | 115.9 | 15 | レイベリング | 119.4 | 16 | バルサムノート | 132.8 | 17 | コムストックロード | 210.4 |
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※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。
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