松島輝空、丹羽孝希撃破で連敗ストップに導く 王監督代行も五輪メダリストからの1勝に「今日の勝利は大きい」【Tリーグ】

松島輝空、丹羽孝希撃破で連敗ストップに導く 王監督代行も五輪メダリストからの1勝に「今日の勝利は大きい」【Tリーグ】
松島輝空 撮影:SPREAD編集部

ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」は8日、神奈川県の平塚総合体育館にて行われ、木下マイスター東京は岡山リベッツと対戦。マッチカウント3ー1で勝利した。

◆注目の首位攻防でKA神奈川は張本美和が2点起用 前日勝利の平野美宇は今季躍進の20歳・大藤沙月と4番手で激突

■敵将もダブルス敗戦に言及

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前日に続いて2点起用されたのが松島輝空。1番手では吉村和弘とのダブルスで出場し、吉山和希、及川瑞基ペア相手にストレート勝ちして前日敗戦のリベンジを果たす。さらに、3番手のシングルスでは五輪2大会連続メダリストの丹羽孝希相手に2ゲームを先取すると、両ハンドからの鋭いドライブやサービスを変化させるなど、技巧派の相手に対応。3-1で勝利し、チームを勝利に導いた。

松島は試合後に「昨日の敗戦でダブルスを変えるという選択肢があったなか、吉村選手と話し合ってもう1度チャレンジしたくて、2人でいいプレーができて良かった」とダブルス勝利に言及。王凱監督代行は「昨日の試合後に練習をさせて、ダブルスのリベンジをするということで今日はいいパフォーマンスを出せた」と振り返り、岡山を率いる白神宏佑監督も「ダブルスを取るか取らないかで7割くらい勝敗に左右する」と語ったように勝利につながった。

3番手で実現した丹羽とのサウスポー対決については「相手のミスを誘ったり、緩急だったり、少しトリッキーなプレーが特徴」と印象を明かし、「実力もある選手で強いので、向かっていくという気持ち。自分のプレーが発揮できれば勝てると思っていた」と勝利を喜び、王監督代行も「相手はメダリストなので、今日の勝利は松島選手にとっても大きい」と称賛した。

KM東京は11月の静岡ジェード戦以来5連敗と勝ち星から見放されていたが、日本男子次世代のエース候補である松島が連敗ストップを引き寄せた。

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