早田ひな、張本美和らの前に中国から新たな刺客「将来の輝かしいスター」 世界7位に急浮上の21歳サウスポーにWTTが熱視線「価値ある挑戦者」

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

早田ひな、張本美和らの前に中国から新たな刺客「将来の輝かしいスター」 世界7位に急浮上の21歳サウスポーにWTTが熱視線「価値ある挑戦者」
蒯曼(C)WTT

国際卓球連盟(ITTF)は11日、2025年第7週の世界ランキングを発表した。近年の卓球界を支える主要メンバーが名を連ねるなか、7位に浮上したのが蒯曼(中国)。「シンガポールスマッシュ2025」での活躍が光った21歳のサウスポーに熱視線が注がれている。

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■大藤、伊藤を上回りトップ10入り

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世界ランキング1位を維持した孫穎莎(中国)や2位の王曼昱(中国)、シンガポールスマッシュでベスト8入りした5位の早田ひな(日本生命)などお馴染みの面々が上位に顔を出すなか、日本の大藤沙月(ミキハウス)や伊藤美誠(スターツ)を上回り7位に入ったのが蒯曼。

直近のシンガポールでは孫穎莎に敗れたもののシングルスでは準優勝し、王曼昱と組んだ女子ダブルス、林詩棟(中国)と組んだ混合ダブルスでも日本の張本美和、松島輝空(木下グループ)ペアを退けるなど、華々しい活躍を披露した。

WTT公式も中国の若き新星に対して、「蒯曼は決勝戦を通じて輝かしい才能と勇敢な戦いを見せ、価値ある挑戦者であることを証明した」と敗れたものの孫穎莎との決勝を評価。さらに、大会を通して見せた活躍について、「シンガポールスマッシュでの蒯曼の活躍は最終的に優勝を逃したものの、彼女はスポーツ界のトップ選手のひとりで、将来の輝かしいスターであることを宣言して英雄として帰国した」と太鼓判を押している。

蒯曼は早田や張本美和(木下グループ)、大藤など今後の日本勢の新たな脅威になる可能性も十分ある。21歳のサウスポーが2025年の女子卓球界に旋風を巻き起こすのか。

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