「ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」は2日、福岡県の福岡市民体育館にて行われ、2位の木下アビエル神奈川は5位の九州アスティーダと対戦。マッチカウント3ー1で勝利してプレーオフ進出を決めた。
◆【実際の映像】平野美宇がカットマンの牛嶋星羅相手に見せた快勝劇 マッチポイントをものにしたラリーとべンチでのハイタッチの様子
■木原が出澤とのフルゲームを制す
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U-NEXT「ノジマTリーグ」特設ページ＆無料トライアル登録はこちら船橋アリーナで行われた前週のホーム3連戦を1勝2敗と負け越したKA神奈川。この日は長﨑美柚を張本美和とダブルスで組ませ、4番手のシングルスと合わせて2点起用。2番手には木原美悠、3番手には平野美宇が入った。
第1マッチでは長﨑、張本美のペアが梅村優香、塩見真希ペアと対戦。第1ゲームは九州ペアに4連続得点を許すなど立ち上がりの主導権を握られ、1－7とリードを許す。梅村、塩見ペアに長﨑の強打が見られるなど反撃を見せたが7－11で先手を取られる。
第2ゲームは長﨑のチキータや張本美のフォアが決まるなど、先に仕掛けたKA神奈川ペアがわずかに抜け出す。8－5から張本美の鋭いカウンターを沈めるなど優位に試合を運んだKA神奈川が11－6で奪取する。第3ゲームでは、九州に7－9とリードを許したところでタイムアウト。直後にサービスエースでマッチポイントを握られたなか、最後はネットインもあり、8－11で奪われて敗戦した。
第2マッチでは木原が出澤杏佳との戦い。第1ゲームは点の取り合いとなったなか、木原が要所のポイントを抑え、最後も強烈なフォアを沈めて11－7で先取する。第2ゲームも木原が効果的なサービスを織り交ぜ、6連続ポイントを奪う。9－7からのサービス2本をポイントにした木原が11－7で王手をかける。
■2点起用の長﨑がシングルスでは勝利
第3ゲームは出澤のテンポの良いラリーからの強打が決まるなど、先にリードを許し9－11で失う。第4ゲームも先に出澤にポイントを重ねられたなか一度は逆転に成功したが、最後は10－10となったサービスを失い最終ゲームへ。出澤の3連続ポイントを木原も返し、デュースにもつれ込んだ展開は、木原が2度目のマッチポイントをものにして、フルゲームを制した。
第3マッチでは平野が、前週に2勝を挙げた牛嶋星羅と対戦。第1ゲームは互角の立ち上がりとなったなか、平野が5－5からの連続ポイントで流れを掴み、11－5でものにする。第2ゲームも平野が台上での細かいプレーや打点の高いループでポイントを重ね、11－4と圧倒する。第3ゲームも安定したラリーにフォアスマッシュも沈めるなど隙の無い戦いを見せた平野が11－5で勝利して、今季のシングルスの戦績は15勝1敗で勝率「.938」とした。
第4マッチでは2点起用の長﨑が野村萌との戦いで、第1ゲームは攻撃的な姿勢が目立ち、11－4で先取する。第2ゲームは両ハンドの強打で長﨑が立ち上がりを支配したなか、野村も対応し逆転に成功。しかし、長﨑も10－10と追いつき最後もラリーを制し王手をかける。第3ゲームも長﨑が主導権を握ったまま11－8で勝利して、チームに勝利をもたらした。
KA神奈川は今季16勝目を挙げて勝ち点3を獲得。首位の日本ペイントマレッツに続きプレーオフ進出を決めている。
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