マリナーズ傘下3Aレイニアーズの藤浪晋太郎投手は10日(日本時間11日)、ジャイアンツ傘下リバーキャッツ戦に5番手で登板。1回無安打無四球1奪三振と結果を残した。これで4試合連続の無失点を記録。3月30日(同1日)の初登板で失点した試合以降は好投を続けている。
◆【実際の動画】藤浪晋太郎、この日はスプリット連投で打者を空振り三振!無失点の好投で昇格へ猛アピール!
■スプリット連投で無失点に
藤浪はこの日、4点ビハインドの8回表にマウンドへ。二ゴロと遊直で打ち取り順調に立ち上がるも、四球を与えて暴投で走者が進塁。得点圏のピンチを背負ったが、続く打者を空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。MiLB(マイナーリーグ)公式サイトによると、フォーシームが最速97.4マイル(約156.7キロ)を計測。全22球中17球がスプリットと変化球中心の配球だった。
藤浪は今季マイナー5登板で5イニングを1失点7奪三振。ゴロアウトの割合が増加し、被打率.063、WHIP0.80と結果を残している。
昨季ア・リーグ西地区3位だったマリナーズは、ここまで開幕5勝8敗と苦戦中。抑えのアンドレス・ムニョス投手以外はブルペン陣が安定感を欠く内容で、藤浪に昇格のチャンスが訪れてもおかしくはない。直近5登板で3四球、課題の制球力には改善の兆しが見えているようだ。
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