【天皇賞春/馬場情報】内外も前後ろもフラットだが……高速決着で上がりは速い 浮上する単勝オッズ“2桁”の妙味

【天皇賞春/馬場情報】内外も前後ろもフラットだが……高速決着で上がりは速い 浮上する単勝オッズ“2桁”の妙味

第171回天皇賞春(GI、芝3200m)が行われる京都競馬場の馬場情報が4日、JRAより発表された。

京都は芝は「良」、ダートは「稍重」でスタート。芝のクッション値は「10.6/やや硬め」。芝の含水率はゴール前8.7%、4コーナー7.4%と計測された。

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■ディープ系種牡馬に注目

京都芝は週末の雨の影響で水分を含んでいたが、それでも馬場コンディションは良好だった。

土曜は速い上がりを使う馬が連発し、9R・矢車賞では1着タガノアビーが33秒3で差し切りV。とはいえ、前も残れば後ろも届くというシーンが目立ち、直線は内も外もフラットに見られた。

10R・御池特別(グロリアラウス)の芝1400m勝ち時計1分20秒9は、前年(プリモカリーナ)より0秒4速く、今年は高速決着か。

土曜京都芝は6鞍施行され、3・7・8枠が2勝ずつ。ただ、8枠は2勝2着1回3着1回と馬券内数が多く、やや外枠優勢か。種牡馬はディープインパクト系の好走が目立ち、これを踏まえると7枠のジャスティンパレスは特注馬と言える。

速い上がりを使える馬で挙がるのは、ここまで上がり最速を連発してきたへデントールと、脚が溜まれば末脚ピカイチのビザンチンドリームの2頭。

25年(天皇賞春当日)

含水率
└ゴール前=芝8.7%|ダ7.7%
└4コーナー=芝7.4%|ダ8.1%
芝のクッション値=10.6[やや硬め]

24年(テーオーロイヤル)

含水率
└ゴール前=芝9.3%|ダ6.2%
└4コーナー=芝8.7%|ダ7.2%
芝のクッション値=9.4[標準]

23年(ジャスティンパレス)

含水率
└ゴール前=芝12.3%|ダ16.1%
└4コーナー=芝11.5%|ダ17.1%
芝のクッション値=8.1[標準]

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