【MLB】「山本由伸の変化球はえげつない」メジャー公式がカーブを絶賛 “無安打投球”で同地区Dバックス打線を翻弄

ドジャースの山本由伸投手は20日（日本時間21日）、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に先発。7回110球を投げて、1安打無失点9奪三振の快投。6回まで相手打線を無安打に抑える今季最高のパフォーマンスを見せた。

MLB公式Xは、強力打線を相手に好投した山本の得意球を称賛。抜群のキレを誇るカーブに注目を寄せた。

■立ち上がりから安定感抜群の好投

山本は初回、先頭のコービン・キャロル外野手を中飛に打ち取ると、2番ケテル・マルテ内野手を右飛、3番ルルデス・グリエル外野手を遊ゴロに。続く2回表も、前回登板で満塁アーチを浴びたガブリエル・モレノ捕手を空振り三振に仕留めるなど、順調な立ち上がりを見せた。

MLB公式Xは、山本が3回表にジョーダン・ロウラー内野手を見逃しの三振に仕留めたカーブに注目。「ヨシノブ・ヤマモトの変化球はえげつない」と動画を添えて投稿、内角いっぱいに決まった完璧な1球に称賛を贈った。

この日の山本は、序盤から抜群の安定感で好投。7回表にマルテから初安打となる一打を浴びたが、後続を切って無失点に。今季ドジャースに次ぐ、メジャー2位のOPSを誇るダイヤモンドバックス打線を抑え込んだ。

山本は7回110球を投げて、1安打無失点2四球9奪三振で降板。試合は最終回に同点となり延長戦にもつれ込むも、ドジャースが4－3でサヨナラ勝ち。連敗を4でストップした。