1977年の球団創設以来、マリナーズは幾多のスター選手とともに歩んできた。その中でも、特に卓越した功績を残した人物たちの背番号は「永久欠番」として称えられ、球団の歴史に刻まれている。ここでは、欠番化された、あるいは今後欠番化が決定している番号と人物を紹介する。
目次
永久欠番とは?
「永久欠番」とは、特定の選手が着用していた背番号を功績を称えて他の選手に使用させないための制度。基本的には、球団単位での判断により制定され、殿堂入り選手や多大な貢献をした監督・指導者などが対象となる。
背番号24|ケン・グリフィーJr.
- ポジション:外野手
- 在籍期間:1989〜99年、2009〜10年
- MLB通算630本塁打(うちマリナーズで417本)
- ア・リーグMVP(1997年)
- ゴールドグラブ賞10回、シルバースラッガー賞7回
- 2016年野球殿堂入り(得票率99.3%)
- ポジション:指名打者/三塁手
- 在籍期間:1987〜2004年
- 通算打率.312、出塁率.418、長打率.515
- ア・リーグ首位打者2回(1992年、95年)
- シルバースラッガー賞5回
- 2019年野球殿堂入り
- ポジション:外野手
- 在籍期間:2001〜12年、2018〜19年
- MLB通算3089安打、NPB通算1278安打
- 2001年ア・リーグMVP
- ア・リーグ首位打者2回(2001年、04年)
- シーズン262安打(2004年、MLB最多記録)
- 10年連続ゴールドグラブ賞(2001年~10年)
- 2025年野球殿堂入り(得票率99.7%)
- ポジション:投手
- 在籍期間:1989〜98年
- マリナーズ通算130勝、防御率3.42
- MLB通算303勝、4875奪三振(歴代2位)
- 2015年野球殿堂入り
- ポジション:二塁手
- マリナーズ在籍:なし
- 1947年、ブルックリン・ドジャースでアフリカ系アメリカ人初のメジャーデビュー
- 新人王(1947年)、ナ・リーグMVP(1949年)
- 通算打率.311、137本塁打
- 1962年野球殿堂入り
主な実績
若干19歳でメジャーデビューし、圧倒的な身体能力と華のあるプレーで打撃、守備ともに圧倒的な存在感を放つ。シアトル野球の象徴として長年にわたり球団とファンに愛された。
背番号11|エドガー・マルティネス
主な実績
1982年にマリナーズと契約して以来、生涯を一つの球団に捧げた生え抜きの名打者。指名打者としての活躍が顕著で、後に「エドガー・マルティネス賞」が創設されるなど、MLB全体に影響を与えた。
背番号51|イチロー(鈴木一朗)
主な実績
2001年にオリックスからマリナーズへ移籍。圧倒的なスピードと打撃技術でメジャーに衝撃を与え、日米通算4367安打を記録。2025年の殿堂入りを受け、8月9日(日本時間10日)正式に背番号51がマリナーズの永久欠番となった。
背番号51|ランディ・ジョンソン
主な実績
マリナーズで才能を開花させた「ビッグ・ユニット」。1995年には球団初のポストシーズン進出に大きく貢献し、その後ダイヤモンドバックスなどでも活躍。マリナーズは、イチローに続く2026年に背番号51を欠番にすると発表。
背番号42|ジャッキー・ロビンソン
主な実績
1947年にブルックリン・ドジャースで人種の壁を破りデビューしたジャッキー・ロビンソン。背番号42はMLB全体の永久欠番となっている。
マリナーズ球団史
マリナーズは1977年にアメリカン・リーグの拡張チームとして創設。
初代本拠地はキングドームで、1999年7月にセーフコ・フィールド(現T-モバイル・パーク)へ移転した。永久欠番は、ケン・グリフィーJr.、エドガー・マルティネス、イチロー、ランディ・ジョンソン(2026年から)、ジャッキー・ロビンソン(MLB全体)。1995年に初のポストシーズン進出を果たし、2001年にはメジャーリーグ最多タイの116勝を記録。























