【菊花賞2025特集】「GI馬不在のラスト一冠、前哨戦Vのエリキング中心か」出走予定・枠順・追い切り・予想オッズetc.

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アーバンシック/2024菊花賞(C)Eiichi Yamane

第86回菊花賞(26日/GI、京都芝3000m)には、神戸新聞杯を制したエリキング、同レース2着かつ日本ダービー3着馬ショウヘイ、新潟記念2着から臨むエネルジコらが出走予定。

ここでは「菊花賞2025」の出走予定馬、過去10年データ、過去傾向、枠順、追い切り、血統、穴馬など、予想に役立つ「馬券攻略ガイド」を随時更新する。

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菊花賞2025の枠順

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菊花賞2025の枠順

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■「菊花賞2025」出走予定・予想オッズ

※五十音順。

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枠番馬番馬名性齢斤量騎手予想オッズ予想人気厩舎
11コーチェラバレー牡357.0西村淳也82.316栗東・安田翔伍
12アマキヒ牡357.0戸崎圭太20.37美浦・国枝栄
23ライトトラック牡357.0和田竜二31.39栗東・友道康夫
24ヤマニンブークリエ牡357.0横山典弘34.410栗東・松永幹夫
35ジョバンニ牡357.0松山弘平8.54栗東・杉山晴紀
36ミラージュナイト牡357.0藤岡佑介41.412栗東・辻野泰之
47ショウヘイ牡357.0岩田望来4.22栗東・友道康夫
48レクスノヴァス牡357.0横山和生38.211栗東・上村洋行
59エネルジコ牡357.0C.ルメール5.33美浦・高柳瑞樹
510ジーティーアダマン牡357.0北村友一64.013栗東・上村洋行
611マイユニバース牡357.0武豊22.78栗東・武幸四郎
612ゲルチュタール牡357.0坂井瑠星10.55栗東・杉山晴紀
713アロンディ牡357.0団野大成71.115栗東・武英智
714エキサイトバイオ牡357.0荻野極68.914栗東・今野貞一
715エリキング牡357.0川田将雅3.11栗東・中内田充正
816ラーシャローム牡357.0岩田康誠115.817美浦・奥村武
817レイヤードレッド牡357.0嶋田純次238.818美浦・手塚貴久
818レッドバンデ牡357.0佐々木大輔12.56美浦・大竹正博

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※想定オッズは、SPREAD編集部が戦績等により掲載しています。
※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。

■「菊花賞2025」追い切り評価

S評価:レッドバンデ

今回もほぼほぼ前走時同様に文句なしの、高い強度を保った調教をこなしている。これを久々ではなく長距離輸送を控えた中5週というレース間の中で実行できているのだから心身共に状態が悪いはずがない。距離への対応こそ懸念はあるものの、まず前走以上、デビュー以来最高のデキと言っても過言ではない状態なら刺客となり得る。

◆詳細記事はコチラ⇒【菊花賞2025予想/追い切り診断】最高評価「S」はエリキングに非ず 「デビュー以来最高のデキと言っても過言ではない」 “刺客”となり得る伏兵は

A評価:ショウヘイ

近3走は友道流のポリトラックで最終追いを行い、今回もいつものパターンで終えたことからも至極順調といったところか。気配の良さは目を引く。ダービー最先着馬の意地に期待していいだろう。

◆詳細記事はコチラ⇒【菊花賞2025予想/追い切り診断】3強一角に「A」の高評価 気性考慮の調整に成果あり「至極順調で気配の良さ目を引く」

■「菊花賞2025」過去10年データ

前走ローテ

[過去10年]菊花賞2025の前走ローテ

[過去10年]菊花賞2025の前走ローテ

クラシック最終戦となる菊花賞は、神戸新聞杯、セントライト記念のトライアル組がどちらも4勝をマークしており、頭ひとつ抜けている。1、2、3着全てで好成績の神戸新聞杯組の注目ポイントは着順。過去10年で見ると、好走材料がはっきりと分かれていて、6着以下は一切馬券に絡まず全滅。対して3着以上は【4.3.3.15】と馬券内率が40.0%まで跳ね上がる。今年は……

◆詳細記事はコチラ⇒【菊花賞2025予想/前走ローテ】エリキングら神戸新聞杯組の取捨は “馬券内率57.1%”想定10人気以下に穴妙味

枠順データ・傾向

京都開催の過去10年において、1~3番人気総崩れはなし。3番人気以内で見ると、1桁馬番が【5.2.0.9】勝率31.3%、連対率43.8%、単勝回収値115に対して、2桁馬番は【2.1.4.7】勝率14.3%、連対率21.4%、単勝回収値58と、外めの枠になると取りこぼしが多い。人気サイドは外枠よりも内めの枠のほうが勝ち切れる傾向だ。

◆詳細はコチラ⇒【菊花賞2025予想/枠順】人気サイドは内枠理想「3頭で明暗」 伏兵なら外枠で“馬券内率55.6%”該当馬は

■「菊花賞2025」軸馬/穴馬予想コラム

危険な人気馬:エリキング

今年は、3年ぶりに皐月賞馬とダービー馬が不在で争われる菊花賞。今回のようなケースは過去20年で7回あり、勝ち馬の傾向を見ると2013年エピファネイア、15年キタサンブラック、21年タイトルホルダー、22年アスクビクターモアのような皐月賞やダービーで3着以内に好走していた馬がラスト一冠を掴むか、08年オウケンブルースリ、10年ビッグウィーク、19年ワールドプレミアのように春の二冠は未出走だった上がり馬が制するかのいずれか。

◆詳細はコチラ⇒【菊花賞2025予想/危険な人気馬】能力上位の前走1着馬に「1.0.1.29」の不安と、主役不在の年に共通する“勝ちパターン”非該当

データ攻略「ショウヘイに「2.0.1.1」の好データ」

日本ダービー3着、神戸新聞杯2着と世代上位グループとして存在感を示しているショウヘイ。その馬名も含めてさまざまな方面で注目を集めている1頭だが、ロードカナロアの系統にあたるサートゥルナーリア産駒で距離はどうか……そんな不安が囁かれているのも事実だ。はたしてデータが下したジャッジは?

・日本ダービー&阪神の神戸新聞杯で馬券内【2.0.1.1】

◆詳細はコチラ⇒【菊花賞2025予想/データ攻略】エリキングとショウヘイの「買い or 消し」 神戸新聞杯組で「0.0.0.16」該当の人気一角は

穴ライズ:レッドバンデ

前走・セントライト記念は皐月賞馬ミュージアムマイルにこそ完敗だったが、返し馬で放馬寸前のアクシデントがあり、ゲートでは隣の馬が暴れ、レースでも最後の直線で他馬に寄られ立ち直すシーンがあった。それでいて一度はイン突きのヤマニンブークリエに突き放されながらクビ差盛り返したのは上出来。しかも、レース前には陣営も「少し重い」とコメントを残す前哨戦仕上げであり、今回の上積みは大きい。

◆詳細はコチラ⇒【菊花賞2025予想/穴ライズ】エネルジコに対し「不当評価」想定“8人気”の盲点 京都改修後の傾向も後押しする高配当の使者とは

■「菊花賞2025」全頭診断

・4枠8番 レクスノヴァス
デビューから馬券外のない安定株。芝2000mを使われていたときは後方待機がデフォルトだったが、芝2600mの近2走は4角3番手以内から上がり3F上位の脚を使って勝利とステイヤー適性を発揮している。2025年の横山和生×上村師は【3-2-0-4】と好走多数。ヒモ穴候補として警戒したい。

・5枠9番 エネルジコ
青葉賞勝利後にダービーを回避し、古馬混合の新潟記念へ。その後菊花賞に挑むという異例のローテで臨む馬。右回りも関西圏も初めてと不安要素しかない1頭なのだが、すべてを打ち消すC.ルメール騎乗という切り札あり。後方待機策を示唆している点も含め全幅の信頼は置きづらいが、施行条件変更に伴いレベルが格段に上がった新潟記念2着馬。ピンかパーかの立ち位置として捉えたい。

◆詳細はコチラ⇒【菊花賞/全頭診断】エネルジコは“ピンかパー” 京都芝外回り無敗の穴馬が波乱の使者候補に

■「菊花賞2025」レース概要

開催日
2025年10月26日(日)15時40分
3回京都9日目 11R
第86回 菊花賞(GI)

施行条件
芝右3000m
3歳オープン/国際/指定/馬齢

賞金
1着 2億円
2着 8000万円
3着 5000万円
4着 3000万円
5着 2000万円

■「菊花賞2025」京都芝3000mコース解説

向正面の上り坂途中からスタートし、外回りを1周半する。最初のコーナーまで208mと短いが、ペースは落ち着きがち。6つのコーナーを周るため、外目を運ぶと不利。道中でのポジションが重要となる。1年の中で菊花賞と万葉Sの2回しか使用されない。

■「菊花賞2025」過去プレーバック

2024年 アーバンシック

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム・着差上がり人気
1着713アーバンシック牡357.0C.ルメール3:04.135.62
2着816ヘデントール牡357.0戸崎圭太2 1/235.84
3着817アドマイヤテラ牡357.0武豊ハナ36.37

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2023年 ドゥレッツァ

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム・着差上がり人気
1着817ドゥレッツァ牡357.0C.ルメール3:03.134.64
2着47タスティエーラ牡357.0J.モレイラ3.1/234.82
3着714ソールオリエンス牡357.0横山武史1.1/235.11

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2022年 アスクビクターモア

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム・着差上がり人気
1着714アスクビクターモア牡357.0田辺裕信3:02.436.92
2着24ボルトグフーシュ牡357.0吉田隼人ハナ36.37
3着817ジャスティンパレス牡357.0鮫島克駿1/236.54

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監修:山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長

izukawaya