【MLB】「最大の勝者」は最強守護神を得たドジャース、「最大の敗者」は主力流出が止まらないメッツ……WMを終えて米メディアが判定

【MLB】「最大の勝者」は最強守護神を得たドジャース、「最大の敗者」は主力流出が止まらないメッツ……WMを終えて米メディアが判定
エドウィン・ディアス(C)Getty Images

7日(日本時間8日)から米フロリダ州オーランドでスタートしたウインターミーティング(WM)が、10日(同11日)に終了した。閉幕に合わせ、米スポーツ専門局『ESPN』が、今回のWMを総括。実現した取引を振り返りつつ、「勝者」と「敗者」を論じた。

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■「補強ポイントを埋めた」

球団幹部やスカウト、代理人、メディアが一同に介す、毎冬恒例のビッグイベントが終了。この間にはビッグネームの移籍も決まり、喜びに沸く球団もあれば、肩を落とす陣営もいた。

今回、『ESPN』は識者による座談会を開催。WMを総括し、「勝者、敗者、そして主な論点」と題して記事を公開した。

ドジャースが最大の勝者だった」と断じたのは、看板記者のジェフ・パッサン氏。「はっきりしていた補強ポイントを、球界最高のクローザーであるエドウィン・ディアス投手によって埋めたからだ」と主張。メッツからフリーエージェント(FA)となっていた守護神候補を手に入れ、懸念材料であったブルペンの不安を解消した点を評価した。

そのほか、本塁打と打点のナ・リーグ2冠王に輝いたカイル・シュワーバー外野手との再契約に成功したフィリーズを「勝者」にあげる記者もいた。

■メ軍ファン最悪の1週間

一方、「最大の敗者」とされたのがメッツ。ホルヘ・カスティージョ記者は「ディアスとピート・アロンソ内野手を連日のように失い、さらにその2週間前にはブランドン・ニモ外野手もトレードしていたという……。この一連の出来事は衝撃的だ。彼らは全員オールスター級の選手であるだけでなく、球団にとって極めて重要で、ファンからも深く愛されてきた存在だからだ」と指摘。

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同記者はコアメンバーをいともたやすく手放したフロントに対し、批判的な目を向けた上で「メッツファンにとって、今週は非常に厳しい週となった。決して忘れられないだろう」と付け加えた。

ただ、「デビッド・スターンズ編成本部長らには巻き返す時間がある。もちろん、打つべき手もある」とし、今後の補強に期待。他の記者からも「打線を強化する必要がある。可能であれば、ライバルから“奪う”という動きは、最も自然な方向転換に思える」とし、ヤンキースからFAになっているコディ・ベリンジャー外野手の獲得を促した。

そのほかの「負け組」としては、地元出身のシュワーバー獲得に乗り出していたものの、資金を出し渋ったとされるレッズがあげられた。

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