今週は東京競馬場で根岸ステークス(ダ1400m)が行われる。フェブラリーSの前哨戦に好メンバーが集結した。
ここでは、過去10年からエンペラーワケアとインユアパレスにフォーカスしたデータを取り上げる。
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■エンペラーワケアに「2.1.0.1」の追い風
2年前の本レース勝ち馬・エンペラーワケアが隔年制覇を目指して参戦。昨年はフェブラリーSに出走し、3番人気に支持されたダート路線の上位馬だ。その昨年は勝ち星に恵まれず、ピークアウトの懸念も囁かれるが、データが下した結論はこちら。
・ロードカナロア産駒かつ前走2着内【2.1.0.1】
馬券内率に換算すると75%。本馬以外にもレッドルゼル、ロードフォンスと該当馬4頭中3頭が連対圏に突入した高好走率データだ。根岸Sと好相性のロードカナロア産駒×前走2着内馬の信頼度は極めて高い。
エンペラーワケアについて補足すると、左回りの中央ダート1400mは【3.1.0.0】、先着を許した馬はGI馬コスタノヴァに限定されている。連勝中の上がり馬も出走する一戦だが、この条件なら主役の座は譲れないだろう。
■インユアパレスに“勝率ゼロ”の難関
さきほど記した連勝中の上がり馬に該当するのがインユアパレスだ。昨年の上半期は勝ち切れないレースが続いたが、東海S2着をきっかけに覚醒。直近2戦で連勝を飾り、再度重賞獲りに目標を定めた。その実力は申し分ないが、今回はローテーションが懸念材料となる。
・前走東京1400m勝ち馬【0.2.0.7】
該当馬のなかで3番人気内に推された馬は3頭。4番人気馬も2頭と上位の支持を集めた馬が多かったにもかかわらず、勝ち馬は1頭も出ていない。当条件での連勝はハードルが高いのだろう。
インユアパレスの直近を振り返ると、2連勝はいずれも渋ったダート。凡走を喫した4戦のうち3戦が良馬場ダートと、パフォーマンスが落ちる馬場コンディションではなかった点も好走を後押しした印象だ。好天予報の東京はパサパサに乾いた砂質での施行が濃厚。前述のデータも含め、信頼度としては物足りないか。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
馬柱の隅々まで徹底分析を行い、確かな精度で軸馬・妙味馬を抽出する「馬柱探偵」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在は競馬メディア『Winsight』で予想コラム執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。











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