2026年シーズンのメジャーリーグは12日(日本時間13日)に各チームが前半戦最終戦を迎え、その後はオールスターブレイクに入る。そうした中、今季前半に存在感を示したのが日本人スラッガーたち。後半戦には複数選手による30本塁打超えの可能性も期待されている。
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■WBC直後に躍動したルーキー
開幕前には3年ぶりにワールド・ベースボール・クラシックも行われ、日本選手たちの活躍に注目が集まった。今季から海を渡ったのが、日本時代にセ・リーグで本塁打王争いを繰り広げてきた2人のスラッガー。ホワイトソックスの村上宗隆内野手は一塁手、ブルージェイズの岡本和真内野手は三塁手のレギュラーとして開幕を迎えた。
開幕直後から打棒を発揮したのが村上だった。日本人史上初となるデビューから3試合連続本塁打を記録すると、4月には5試合連続本塁打を放つなど9本塁打、5月も8本塁打を積み重ねた。5月下旬に右太ももの肉離れで1カ月以上離脱したものの、前半戦だけで20本塁打を記録。オールスター出場に加え、ホームランダービーにも名乗りを挙げた。
一方の岡本は、開幕直後こそ打率2割を切る時期もあるなど適応に時間を要したが、徐々に修正能力の高さを発揮。5、6月に7本塁打ずつを積み重ね、クラッチヒッターとしても存在感を放った。村上に続き20本塁打を超えると、10日(同11日)のパドレス戦では今季22号を放ち、大谷翔平投手がエンゼルス時代の2018年に記録した日本人ルーキーの最多記録に早くも並んだ。
復帰を果たした村上は59試合出場で20本塁打を記録しており、このままのペースを維持すれば34本塁打に到達する。一方、大谷の記録に並んだ岡本は92試合出場で22本塁打。村上を上回る38本塁打ペースで推移している。
■大谷はペース落とすも21本
さらに、ドジャースの大谷も投手としてサイ・ヤング賞争いに加わる快投を披露しながら、打者として91試合で21本塁打をマーク。年間では35本塁打ペースとなっている。また、昨季メジャー4年目で初の30本塁打超えを果たしたカブスの鈴木誠也外野手も、WBCでの負傷から復帰し、79試合で15本塁打。ここまでは25本塁打ペースだが、後半戦に量産態勢を築けば、2年連続の30本塁打超えも見えてくる。
2004年に松井秀喜がヤンキースで31本塁打を放って以来、長らく日本選手の30本塁打超えは現れなかった。しかし、21年に大谷が46本塁打を記録すると、2度の本塁打王に輝くなど5年連続で大台を突破。さらに25年には鈴木が右打者として日本選手初の30本塁打超えを果たすなど、日本選手がスラッガーとして存在感を高めている。
このまま後半戦も順調に進めば、大谷、村上、岡本は30本塁打超えが射程圏内で、鈴木もペースを上げれば大台到達の可能性がある。日本選手が長打力で存在感を示す2026年シーズン、史上初の30本塁打カルテットは実現するのか。
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