バレーボールの「ネーションズリーグ(VNL)」は18日、大阪府のAsueアリーナ大阪でプール9第3週が行われ、世界ランキング2位のイタリアは同14位のアルゼンチンと対戦。セットカウント3-0(25-22、25-22、25-22)で勝利し、今大会7勝目を挙げた。
今大会苦戦を強いられていた世界選手権連覇中の王者。現地メディアがその戦いを振り返っている。
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■キューバに勝利で決勝T進出決めるか
イタリアは2022、25年の世界選手権を連覇し、VNLでも前回大会銀メダルに輝いた。今大会も優勝候補の一角として挑んだ中、エースのアレッサンドロ・ミキエレットをケガで欠くなどベスト布陣が整わずに苦戦。第2週ではブルガリア、ウクライナに連敗を喫すると、第3週初戦の日本戦でもフルセットを落とし、5勝4敗と苦境に陥った。
しかし、16日のベルギー戦でストレート勝ちを収めると、18日のアルゼンチン戦でも世界2位の実力を発揮。ユーリ・ロマーノが15得点を奪うなど攻撃陣が躍動しまたも3-0で勝利。地元メディア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「イタリアがアルゼンチンを3-0で下す、ベスト8進出が目前に」とチーム状況の改善を伝え、「順位争いは依然として予断を許さない状況」と混戦であるとしたものの、「7勝目を挙げ、安堵の息をついた」と大きな1勝だったと強調した。
また、大阪ラウンドからチームに合流し、主将として牽引しているのがシモーネ・ジャネッリ。29歳の最強セッターはセリエAの名門ペルージャでプレーしており石川祐希とは2年間共闘した。日本戦では試合中に会話をするシーンが見受けられ注目を集めた。
そんなジャネッリがアルゼンチン戦で達成したのがVNL通算100ブロック。試合前時点で99ブロックを記録していたジャネッリは第1セットの2-3からブロックを決めて100の大台に到達した。
国際バレーボール連盟(FIVB)主催大会の運営などを行う『Volleyball World』はこの試合で102まで記録を伸ばしたジャネッリについて「同大会の歴史においてイタリア人選手として最多の記録」と紹介し、同サイトの公式インスタグラムは、「セッターとしてブロック100本達成だ」とミドルブロッカーを除いては史上初の快挙に驚きを示している。
前日の勝利で暫定ながら5位に浮上し、決勝トーナメント進出に近づいたイタリア。苦戦を強いられていた世界王者は、19日に世界ランキング15位のキューバと戦うが、その力を示して次のラウンドに進めるのか。
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