バドミントンのフランス・オープンは現地22日、各種目でラウンド16が行われた。日本勢も大挙登場したが、明暗は分かれた。混合ダブルスの渡辺勇大・田口真彩組は台湾ペアに敗れ、涙を飲んだ。女子ダブルスの志田千陽・平本梨々菜の新ペアは、廣田彩花・櫻本絢子組に2-0で勝利し、ベスト8進出。
女子シングルスでは波乱があり、第3シードの山口茜が、インドのアシュミタ・チャリハに0-2のストレート負けを喫した。一方、明地陽菜は第2シードの王祉怡(中国)を2-0で破り、殊勲の白星を挙げた。
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■渡辺勇大・田口真彩組を心配する声
台湾の呉冠勲・李佳馨組と対戦した渡辺・田口組は、第1ゲーム0-5といきなりリードを許す展開。追い上げるものの、そのたびに引き離される苦しい流れが続いた。中盤から終盤は一進一退の攻防。16-18と追い込まれたが、そこから5連続得点をマークし、一気に逆転。見事な粘り腰で、このゲームを21-18でものにした。
勢いに乗りたい渡辺・田口組だったが、第2ゲームはミスも含めて失点がかさんだ。結局、16-21で押し切られると、第3ゲームは明らかに台湾ペアのペース。防戦一方という流れから押し返すことができず、10-21で落とした。
試合を見届けたファンからは「疲労がたまっているのか」「体力づくり、身体づくりが必要かも」「2人ともケガでもしているのかな」などコンディションを心配する声が多く飛んでいた。
■明地陽菜「とても興奮している」
一方、女子ダブルスの志田・平本の新ペアは、廣田・櫻本組を2-0(21-13、21-16)で退けた。ラウンド32に続き、この日も危なげない試合運びを披露。ファンからも「相性良さげ」「平本選手、うますぎる」「廣田・櫻本ペアがこれだけ防戦一方になるところを見たことない」「平本さんが、(かつての志田のペア)松山奈未選手のように見える」など称賛のコメントが並んだ。
勝ち抜けた志田・平本組は次の準々決勝で、中西貴映・岩永鈴組という強豪ペアと対戦。真価が問われる一戦となりそうだ。
そして、この日サプライズを起こしたのが、女子シングルスの明地。第2シードの王祉怡(中国)を2-0(21-19、21-20)で下し、ベスト8入りを決めた。大金星をあげた明地は世界バドミントン連盟を通じて、「とても興奮しています。この勝利を喜んでいます。全英オープンで彼女に負けた経験から学んだことを生かせました。でも、次の試合に向けてどう準備するかを考えたいです」と語った。
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