卓球の国際大会「WTTチャンピオンズフランクフルト2026」は7日、ドイツ・フランクフルトで女子シングルスの準々決勝が行われ、世界ランキング6位の早田ひな(日本生命)は同4位の蒯曼(中国)と対戦。ゲームカウント4-3で勝利し、準決勝進出を決めた。
上位進出をかけた日本と中国のサウスポー対決を制した早田。中国メディアも26歳の奮闘ぶりを称えている。
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■前回女王が難敵を退ける
前回大会の優勝者として今大会に挑む早田は、1回戦でリリー・チャン(アメリカ)、2回戦でアネット・カウフマン(ドイツ)に勝利。安定した戦いぶりで準々決勝進出を果たした。
そうした中、ベスト4を懸けて戦ったのは世界ランキング4位の蒯曼。中国を代表するサウスポーに成長している22歳に対し、早田は過去1勝6敗で、「第29回ITTF-ATTUアジア卓球選手権大会2026」の団体戦決勝でもストレート負けを喫していた。
しかし、早田は互いにゲームを取り合う中、第5ゲームを11-3で制して先に王手をかけ、蒯曼にプレッシャーを与え続けた。最終第7ゲームでは、終盤に3連続ポイントを奪ってマッチポイントを握ると、最後は蒯曼のレシーブがネットにかかり11-7で取り切った。蒯曼から2月の「シンガポールスマッシュ2026」以来の勝利をつかんだ早田は、笑顔で喜びをあらわにした。
サウスポー対決を制した早田に称賛の声が集まっている。中国メディア『捜狐』は「ハヤタは非常に粘り強い選手であり、劣勢の展開から巻き返すことに長けている」と評価。中盤にリードを奪った場面を振り返りながら、その戦いぶりを称賛している。
また、記事で取り上げられたのが「WTTチャンピオンズモンペリエ」準々決勝で世界2位の孫穎莎(中国)に見せたプレー。早田は初勝利こそ逃したものの、フルゲームの激闘を演じ、あと一歩のところまで追い込んだ。
同記事では「フランスでのチャンピオンズで孫穎莎を最終ゲームまで追い詰めて以降、ハヤタは確かにより積極的、主体的なプレーを見せるようになった」とその変化に着目しながら、「孫穎莎との対戦は、ハヤタにとってかなり大きな助けになったようだ」と言及。今回の蒯曼との戦いに生かされたと分析している。
早田は8日の準決勝で、昨年の決勝でも戦った張本美和(木下グループ)との日本女子エース対決を迎える。中国勢を撃破したサウスポーが連覇へ近づけるか。その一戦に注目が集まる。
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