羽生結弦、男子初のスーパースラムは「楽しくお祝いします」

2月9日、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手が四大陸選手権初優勝した。この優勝により羽生選手はジュニア、シニアの主要国際大会を完全制覇。男子シングルでは史上初のスーパースラムを達成した。

韓国・ソウルで開催された四大陸選手権に、羽生選手は2018年平昌五輪優勝時のプログラムで挑んだ。2年ぶりに戻ってきた韓国でショートプログラム世界最高記録を更新する好スタート。

フリースケーティングでは平昌五輪後に4分30秒から4分に短縮された競技時間に合わせ、ジャンプへの助走を削った新しい『SEIMEI』を披露。ジャンプでミスも出たがショートプログラムのリードを守り、合計299.42点で初優勝を飾っている。

もともとジャンプまでの助走をほとんど取らない羽生選手だが、以前にも増して息つく暇のない令和版『SEIMEI』にファンからは「羽生君の辞書には助走という文字はないのね」「これから磨かれてまた新たなSEIMEIが始まるんだ」「GOE(出来栄え点)が出る前に次のジャンプ跳んでる。どう考えても前よりハード」「本当に助走の時間がない。羽生さんこだわりのプロになってる凄い!」と驚きの反応が寄せられた。

場内のファンに「サランヘヨ(愛してる)」

フリーの演技後にはあまり表情を変えなかった羽生選手だが、優勝者インタビューでは笑顔があふれた

インタビュアー:たくさんの大会で優勝されましたけども、この四大陸選手権では初優勝。男子選手で初めてスーパースラムを達成されたお気持ちは?

羽生選手:フリーは満足できる演技ではなかったんですけど、それでも皆さんの声援のおかげで何とか初めて勝つことができました

インタビュアー:2018年の平昌冬季五輪以降、2年ぶりに韓国のステージに立ちましたけど如何でしたか?

羽生選手:緊張しました(笑)。皆さんご存じのとおり今回はコロナウイルスなどの問題で来れなかった人がいたり、僕ら自身もすごくいろいろなことに注意したり、運営の方々も注意していたりしたので緊張しましたけど、こうやって素晴らしい試合ができたのは、皆さんやスタッフの方々の配慮のおかげです。本当にありがとうございました。

インタビュアー:スーパースラム達成をどのようにお祝いしますか?

羽生選手:楽しくお祝いします(笑)

最後はマイクを握った羽生選手が韓国語で場内のファンに挨拶。「サランヘヨ(愛してる)」と言うと大歓声が返ってきた。

(c)Getty Images

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