たまさぶろが独断と偏見で選ぶ2014年のスポーツ10大ニュース

(C)Getty Images

2013年もスポーツニュースを総括した手前、2014年についても独断と偏見にてまとめた。

2013年はなんと言っても「2020年の東京五輪開催決定」という華々しいニュースが届いた。本年は残念ながら、それほど国民の関心を集めるような賑やかなニュースはなかった。ちょっと列挙してみたところ、不祥事や落胆の出来事が多かったように思える。新しい年を迎える前に、頭の整理を兼ねてここに発表する。

※この記事は2014年12月に執筆されたものです

■次点 高校1年生のアマチュア・勝みなみがの女子ツアー最年少優勝記録を更新

高校1年生のアマチュア・勝みなみが4月20日、女子プロゴルフ「KKT杯バンテリンレディスオープン」を通算11アンダーで制し優勝。15歳293日の女子ツアー最年少優勝記録を更新した。

従来の記録は金孝周が2012年「サントリーレディスオープン」で記録した16歳332日。日本女子選手としては宮里藍が2003年に「ダンロップ女子オープン」で記録した18歳101日だった。やや人気に陰りが見えるゴルフ界としては非常に明るいニュースだけに、ここに位置するのも「いかがなものか」とゴルフ業界から指摘を受けそうだがご理解を。

■次点 原巨人、巨大戦力を擁しながらCSで阪神に4タテ 日本シリーズ進出ならず

レギュラーシーズンで2位阪神に7ゲーム差、21の貯金を築き優勝した巨人が、クライマックスシリーズで4連敗。一勝もできずに日本シリーズ進出を逃した。開幕前から「強い、強い」と下馬評通りだったシーズンに比べ、短期決戦の怖さを見た。しかもまさかの4タテ。これでどこかのお偉い方が「CS廃止だ!」とぶちまけるかと思ったら、そうでもないのか……。

■第10位 日本バスケ界改革進まず、リオ五輪出場ピンチ

日本バスケットボール協会(JBA)はかねてから国際バスケットボール連盟(FIBA)に3つの問題点を指摘されており、10月31日がその期限とされていた。にも関わらず、直前に会長が辞任。さらにその責任の追及を受け、国際大会への出場が停止状況に陥っている。問題は以下の3つ。

(1)NBLとbjリーグの統一

(2)国内組織のガバナンス問題(協会内部組織・体制の改革など)

(3)国代表の国際大会と国内大会の日程重複問題

どれひとつとして解決できない上、1)については双方のリーグのエゴのぶつかり合いばかりが耳に入る。企業名に固執するJBL側の主張に、ファンとしては関心を抱くこともない。やはり一部の報道通り、川淵三郎日本サッカー協会最高顧問にでも頼むしか道はないのか……。

■第9位 アギーレ監督の八百長疑惑に揺れるサッカー日本代表

2011年5月21日に行われたレバンテ対サラゴサ戦、当時サラゴサを率いていたアギーレ監督が、下部降格を避けるため八百長に加担したという疑惑。詳報は他専門記事に譲るが、現役代表監督の疑惑だけに選手だけではなくJFAも揺れに揺れ、その対応にさえ批判が集まっている。この騒動のせいで、J2から昇格後最初のシーズンで三冠を達成したガンバ大阪の輝かしい戦績と、日本プロスポーツとして初めて冠スポンサーを獲得した「明治安田生命Jリーグ」のニュースはすっかり霞んでしまった。不祥事ばかりで恐縮だが、やはりランクインは避けられない。

■第8位 浦和レッズ、J初の無観客試合制裁+日本代表ブラジルW杯の期待はずれ

サッカー日本代表は期待に応えられず失意のW杯に (C)Getty Images

2014年前半、サッカーファンを落胆させた2大ニュースだろう。浦和への制裁は、時代の変化を把握したJリーグ上層部のファインプレーだ。W杯については……各位ご自由にご意見を。私も眠い目をこすりながら観戦し、落胆したひとりであることだけは記しておく。

■第7位 国立霞ヶ丘陸上競技場、5月31日をもって56年の歴史に幕

1958年第3回アジア大会でこけら落としされ、1964年アジアで初めて開催された五輪のメインスタジアムとなった国立霞ヶ丘陸上競技場が、2019年のラグビーW杯、2020年の東京五輪に向けての改築の為、閉鎖された。陸上競技のみならず「サッカーの聖地」としても記憶されたスタジアムを懐かしみつつ、新スタジアムに期待したい。再オープンは2019年3月を予定。

■第6位 中日ドラゴンズ、岩瀬仁紀、山本昌、二人の大ベテランが大記録

中日の岩瀬仁紀は6月26日、巨人戦で今季18セーブ目を挙げ、NPB史上初の通算400セーブを達成した。初セーブは1999年6月23日、同じくナゴヤドームで行われた対巨人戦。

また、同じく中日の山本昌は9月5日、49歳0カ月で迎えた対阪神戦(ナゴヤドーム)において先発。5回無失点で勝利投手となり、浜崎真二(元阪急)が持っていた投手としてのNPB史上最年長試合出場記録(48歳10カ月)とNPB史上最年長勝利投手記録(48歳4カ月)を更新した。なお、山本昌は2015年シーズンに勝利を挙げることができれば、開幕時に49歳7カ月となるため、米メジャーリーグで2012年にジェイミー・モイヤーが記録したメジャー最年長勝利記録(49歳151日)も超える。

実は、山本昌と私は同い年、唯一現役として残る選手だけに、真摯に応援している。


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