国内アスリートにも広がり始めたコロナ陽性 欠場や休養相次ぐ

7日には首都圏の1都3県を対象に緊急事態宣言が発出され、昨日9日には大阪・兵庫・京都の3府県が同宣言を政府に要請するなど、とどまるところを知らない新型コロナウィルスの感染拡大。

これはスポーツ界にも多大な影響を及ぼしており、無観客での開催や、感染によるアスリートの出場取りやめなどの対応を余儀なくされている。ここでは年末年始、新型コロナウィルスの感染が発表された主なアスリートをまとめてみた(情報は10日現在)。

◆スポーツ業界に忍び寄る緊急事態宣言の悪夢 JRAは無観客、大相撲は人数制限

■東浜巨(プロ野球) 2020年12月25日発表

福岡ソフトバンクホークスは12月25日、東浜巨が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたと発表した。

21日に福岡県筑後市のファーム施設での簡易PCR検査で陽性となり、25日に市内病院にて行われた抗原検査とPCR検査で陽性確定診断を受けた。

発熱などの症状はなく、自宅療養しているとのこと。なお約2週間が経過したが、ここまで1度も陰性の判定が出ておらず、自宅待機が続いていると伝えられている。

■桃田賢斗(バドミントン) 2021年1月3日発表

日本バドミントン協会は3日、桃田賢斗が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を示したと発表した。

日本代表の桃田はタイへの遠征を控え、成田空港で行われた出国前のPCR検査で陽性判定。無症状と伝えられており、今月15日まで隔離療養する予定だと明かした。

なお、桃田以外の日本代表選手、およびスタッフは検査の結果陰性だったが、今回の件を受けてタイ遠征は取りやめている。

■白鵬(大相撲) 2021年1月5日発表

日本相撲協会は5日、横綱白鵬に新型コロナウイルス感染症が確認されたことを発表した。

3日に嗅覚異常の症状があったため、4日に近医にてPCR検査を受検したところ、5日朝に陽性が判明。現在は入院しており、10日に初日を迎える初場所も休場する。

なお、両国国技館で行われる初場所は、収容人数約1万600人の半分にあたる約5300人を上限としていたが、緊急事態宣言を受けて5000人に変更となっている。

■岩田稔(プロ野球) 2021年1月6日発表

阪神タイガースは6日、岩田稔と球団職員1人が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたと発表した。

岩田は5日午前に核酸増幅法による検査を行い、同日深夜に陽性判定。翌日西宮市内の病院での検査で陽性確定診断を受けた。

岩田は鼻づまりの症状はがあるものの、発熱等の症状はないと伝えられている。また球団職員も無症状とのこと。

■村上宗隆(プロ野球) 2021年1月7日発表

東京ヤクルトスワローズは7日、村上宗隆が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたと発表した。

自主トレのため宮崎県に滞在していた村上は、6日朝に38.2度の発熱と倦怠感があり、同日午前中に病院を受診。PCR検査を実施し、陽性判定を受けた。宿泊中のホテルにて隔離療養中とのこと。

なお、自主トレをともにしていた青木宣親西浦直亨塩見泰隆宮本丈中山翔太、チームスタッフ1名が所轄保健所より濃厚接触者と認定され、7日にPCR検査を受けたものの、全員発熱などの症状はなく、検査の結果も陰性だった。

■吉田沙保里(レスリング元日本代表) 2021年1月8日発表

レスリング女子で五輪3連覇の吉田沙保里が8日、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応を示し、自宅待機となったことがわかった。所属事務所が発表したもの。

発熱はなく、せきや味覚嗅覚の異常といった症状もないとのこと。

■千代翔馬、千代鳳ら5名(大相撲) 2021年1月9日発表

日本相撲協会は9日、九重部屋千代翔馬千代鳳、力士養成員2名、また友綱部屋の力士養成員1名が新型コロナウイルス感染症と診断されたことを発表した。

協会は8日に、一月場所出場予定の協会員(878名)の唾液PCR検査を実施。うち前述の5名が陽性と診断された。現在のところこの5名に症状は見られないとのこと。

また協会は、10日から始まる一月場所において「陽性者及び濃厚接触の可能性がある協会員の休場」として、関取15人を含めた力士65人が休場することを発表。この中には横綱白鵬の所属する宮城野部屋も含まれる。

九重部屋/力士全員、九重、木村龍之助、床岳、床九
友綱部屋/力士全員、友綱、大島、玉垣、式守友和、式守友太郎、床幸
荒汐部屋/力士全員、荒汐、式守一輝、床仁、床光
宮城野部屋/力士全員、宮城野、式守誠輔、床竣
湊部屋/木村元基

スポーツ業界に忍び寄る緊急事態宣言の悪夢 JRAは無観客、大相撲は人数制限

文・SPREAD編集部


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