【ボクシング】井上尚弥、米メディア独自PFPでも2位に選出「全てが優れている」

WBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(2020年10月31日、ジェイソン・モロニー戦) (C)Getty Images

異なる階級のボクシング選手を比較し、“最強”のボクサーを決める「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」形式のランキングは、海外の専門メディアなどで発表されているが、米スポーツメディア「The Athletic」も20日(日本時間21日)、2021年版のPFPランキングを発表した。各階級の猛者が名を連ねるなか、WBA&IBF世界バンダム級統一王者に君臨する井上尚弥が2位に位置づけられている。

◆カネロ、井上に続くボクサーは?「The Athletic」2021年PFPランキング

「The Athletic」はランキングの発表にあたり「昨年は世界規模のパンデミックに見舞われながらも、ボクシング界にとっては若手有望選手の活躍もあり、力強い時期となった」と切り出し、新型コロナウイルス感染症の拡大がありながらも、盛り上がりをみせたボクシングシーンを振り返っている。

「精度の高いパンチ、抜群のパワー、そして完璧なテクニック」

担当スタッフ3名により選出された「The Athletic」のPFPランキングは、1位に「カネロ」の愛称でも知られる世界4階級制覇、WBA世界スーパーミドル級正規王者サウル・アルバレスを選出したが、続く2位として名前を挙げられているのが井上だ。

選出の理由について、寸評を執筆したマイク・コッピンガー氏は「“モンスター”はトップランク(米大手興行社)でのデビュー戦で、ジェーソン・モロニーを打ちのめし、鮮烈な結果を残した。精度の高いパンチ、抜群のパワー、そして完璧なテクニックと、日本のスター選手は全てが優れている」と紹介し、鮮やかな昨年のラスベガスデビューとその実力を高く評価した。

またコッピンガー氏は2021年の展望についても、対戦候補の名前をあげながら予想をしている。

「予定されている防衛戦は指名挑戦者のマイケル・ダスマリナスとの一戦だ。その後、トップランク社はアメリカでの井上の次戦を重要なものにするため、クリエイティブ思考で(マッチメイクを)考える必要がある。

ローマン・ゴンサレスファン・フランシスコ・エストラーダの統一戦が3月に行われ、勝者はシーサケット・ソー・ルンヴィサイと今年後半に対決するだろう。誰が勝ち残ったとしても、彼らがもしスーパーフライ級からバンタム級への転向を決意した場合、井上との大一番が実現するかもしれない。もしこの流れにならなければ、井上はスーパーバンタム級に階級を上げ、ルイス・ネリ戦に挑むかもしれない」

その他にナルディーヌ・ウーバーリとの一戦も「魅力的」とコッピンガー氏は付け加え、ウーバーリが2019年11月に井上拓真を破っている点にも触れている。

デビュー以来、とどまるところを知らない「モンスター」の快進撃を受け、井上の評価は世界的に見ても揺るぎないものとなっているが、2021年はどんな熱戦を披露してくれるか。まずは、有力視されているダスマリナス戦の動向が注目される。

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文・SPREAD編集部

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