【競馬】蛯名正義、引退式が行われる「ファンに愛される馬を育てたい」

蛯名正義(2016年4月17日、皐月賞・ディーマジェスティ) (C)Getty Images

本日の中山記念での騎乗を最後に、騎手を引退し調教師へと転身する蛯名正義騎手の引退式が28日、中山競馬場の全レース終了後のウイナーズサークルで行われた。

引退式では、蛯名騎手の騎手人生35年間の歩みをVTRで振り返ると、日本騎手クラブ相談役・柴田善臣騎手や日本騎手クラブ副会長・北村宏司騎手、松岡正海騎手から花束の贈呈が行われたあとに、競馬学校同期の武豊騎手(この日は阪神競馬場で騎乗)がVTRで登場した。

■「明日から調教師として出発します」

コメントを求められた蛯名騎手は「ファンの方々に愛されるような馬を育てていけるような調教師になれたらいいなと思っています。馬主さんにも喜んでいただけるように、騎手時代にできなかったこともできるような、そういう馬を育てられたらいいなと思っています。

ファンの皆様の応援で励まされ、勇気づけられ、楽しく頑張って来られた騎手人生だったと思っています。本当にありがとうございました。そしてたくさんの馬たち、馬主様、調教師さん、厩舎関係者、(師匠の)矢野進調教師、牧場関係者、競馬学校の教官、本当にチーム蛯名としてサポートしてくださった方々、友人、本当にたくさんの方々にお世話になりました。本当にありがとうございました。

それとやっぱり家族ですかね、どんなときも支えていただいて、頑張って来れた騎手人生だったなと思います。本当に感謝しています。

明日から調教師として出発します。騎手・蛯名正義を応援していただいた以上に、調教師・蛯名正義を応援していただけるよう今後とも頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。本当に長い間ありがとうございました」と、時折言葉を詰まらせながらも、今後の抱負と関係者への感謝の気持ちを表した。

騎手引退後は、調教師となる蛯名正義。騎手時代に勝利することのできなかった日本ダービー制覇や、武豊騎手とのタッグなど、新たな舞台で更なる活躍が期待される。

◆【レース動画】蛯名騎手の現役最後の騎乗となった中山記念ほか、最終週騎乗結果一覧

■最終週は2勝、熟練の手綱捌きを見せる

最終週となった27日、28日は合計で12鞍に騎乗した蛯名騎手。土曜こそは3着(6Rと10R)が最高着順と勝利を手にすることは叶わなかったが、日曜は5Rで4番人気シルバースピリットを初勝利に導くと、10Rでは9番人気の伏兵スマートアルタイルで豪快な差し切り勝ち。

そして現役最後の騎乗となった11R・中山記念でも6番人気ゴーフォザサミットを4着に好走させるなど、引退が惜しまれるほどの熟練した手綱捌きを見せた。

蛯名が騎手ラストデーに波乱を演出

【競馬】蛯名正義、今週末に引退 JRA・全GI勝利レース動画や主な成績一覧

文・SPREAD編集部

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします