今週は東京競馬場で東京優駿(日本ダービー/芝2400m)が行われる。世代の頂点を狙う精鋭18頭が大一番で覇を競う。
ここでは、過去10年からグリーンエナジーとアウダーシアにフォーカスしたデータを取り上げる。
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目次
■グリーンエナジーに「3.4.2.2」高好走率データ
京成杯から直行ローテで臨んだ皐月賞は2番人気7着。大一番でのリベンジを期するのがグリーンエナジーだ。当時はイン前有利の馬場コンディションで道中は後方、直線でも大外を選択。直線の長い東京替わりで迎える今回は、以下のデータが追い風となる。
・皐月賞で上がり3F2位以内かつ東京芝勝利あり【3.4.2.2】
馬券内率に換算すると81%。ドウデュースにマカヒキ、レイデオロといった皐月賞で差し損ねた馬が世代頂上を決める戦いを制してみせた。皐月賞での差し損ねは東京勝利実績馬にとってむしろプラスに働いているようだ。
1週前追い切りを回避したことで、コンディション面の不安も囁かれているグリーンエナジー。与えられた馬番も決して楽ではないが、データの後押しから軽くは扱えない。
■アウダーシアに「0.0.0.4」の鬼門データ
同じ重賞ウイナーのアウダーシアはどうか。前走スプリングSはアスクエジンバラをはじめとした実績馬を一蹴。同馬が次走皐月賞で4着ならGI通用の方程式も成り立ちそうだが、今回はローテーション面での厳しいデータが浮上する。
・前走から中2ヶ月以上【0.0.0.4】
母数こそ決して多くはないが、注目すべきはその内訳。1番人気ダノンプレミアムに3番人気ワーケア、シックスペンスと人気馬がことごとく掲示板外に敗れ去っているのだ。前走から中2ヶ月以上の休み明け×日本ダービーはまさしく鬼門と言えよう。
世代屈指のポテンシャルを誇るものの、今回は休み明けのローテーションがネックとなる印象のアウダーシア。ここは“消し”の選択肢も考えたいところだ。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
馬柱の隅々まで徹底分析を行い、確かな精度で軸馬・妙味馬を抽出する「馬柱探偵」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在は競馬メディア『Winsight』で予想コラム執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。















