【MLB】澤村拓一、際立つ安定感をデータで分析 自慢のスプリットは被打率.189

レッドソックス・澤村拓一(2021年6月22日)(C) Getty Images

ボストン・レッドソックス澤村拓一投手が22日(日本時間23日)、敵地でのタンパベイ・レイズ戦の延長10回から救援登板し2/3回を無失点に抑えた。チームは延長11回に4点を奪い9-5で勝利し、ア・リーグ東地区首位をキープした。

無死二塁からの救援登板となった澤村だが、無失点の好リリーフで存在感を発揮。今季27登板で防御率は2.79、渡米1年目からレッドソックスのリリーフ陣にとって欠かせない存在となっている。

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■スプリットは威力抜群、今やチームに欠かせない存在

レッドソックスではこれまでに、岡島秀樹斎藤隆田澤純一、そして上原浩治がリリーバーとしてチームに貢献してきたが、澤村もその“系譜”に名を連ねつつある。今季27試合に登板し、3勝無敗、防御率2.79、29回を投げ37奪三振と、持ち味を発揮しチームのブルペンに欠かせない存在となった。

レッドソックスの主なリリーフ投手の今季成績

ランナーを背負った状況でマウンドへ向かうことも多い澤村だが、得点圏にランナーがいる場面での防御率は3.38と及第点。8イニングで12三振を奪うなど、ベンチの期待に応えている。指標でも大きく不安な要素は見受けられないが、敵地防御率は4.02となっている(本拠地防御率は1.35)。シーズンも中盤に差し掛かっているが、アウェイでの安定感が今後のさらなる活躍へのカギとなりそうだ。

また、渡米前から期待されていたスプリットはMLBの舞台でもその威力をいかんなく発揮中。被打率はわずか.189、26奪三振をマークするなど決め球としての効果は抜群だ。

澤村拓一のスプリットが投じられたコースと打席結果(出典:Baseball Savant)

チームは現在ア・リーグ東地区首位をキープしているが、2位レイズとはわずか1.5ゲーム差。5.5ゲーム差で追走する3位ヤンキースも含め、例年通りシーズン終盤まで混戦となるのは間違いないだろう。豪快な投げっぷりと、気持ちを全面に押し出すスタイルで米国のファンを沸かせるシーンも増えてきた澤村だが、その右腕にチームの浮沈がかかっている。

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文・SPREAD編集部


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