【ボクシング】ロマチェンコ、海外メディアは不安視も健在アピールなるか 中谷正義戦は「最高の試金石」

ライト級12回戦で激突するロマチェンコ(左)と中谷正義(C)Getty Images

元3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と、WBO世界ライト級5位・中谷正義によるライト級12回戦が26日(日本時間27日)、米ネバダ州のヴァージン・ホテルズ・ラスベガスで行われる。

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アマ時代には五輪連覇、プロでも3階級制覇を成し遂げPFPランキングでも最強と評されたロマチェンコだが、2020年10月に行われたテオフィモ・ロペス(米国)との王座統一戦では0-3の判定負け。再浮上に向けて、中谷戦ではなんとしても勝利を収めたいところだ。異例の注目を集める本マッチだが、海外メディアも大一番に臨むロマチェンコの決意を大きく報じている。

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■中谷を評価し、ロペスとの再戦にも意欲

24日(同25日)に行われたフェースオフでは、ロマチェンコが182センチの中谷の肩に手をかけ腰を落とすようリクエストし両者から笑みがこぼれるシーンもあったが、にらみ合いでは早くも火花を散らせた。ノンタイトル戦に似つかわしくない、意地と意地がぶつかる激戦への予感が高まっている。

英メディア「Sky Sports」では試合を前に特集記事を掲載し、ロマチェンコのコメントを紹介。久々の実戦については「リングに戻るのが待ちきれない。興奮しているし、自分のスキルを見せつけたい」と語り、対戦相手の中谷についても「タフな相手だ。身長やリーチがあり、とても良いボクサーだと思っている。だからこそ私の相手に選ばれた」と警戒心を覗かせた。

また、記事ではロマチェンコが「この試合が終われば、(ロペスとの)再戦に向けた話ができる。とにかくやりたいんだよ!」と早くも“リベンジ”への闘志を燃やしている様子も報じている。

■中谷戦は「ロマチェンコにとっては最高の試金石」

ロマチェンコ優勢と見る戦前予想も多く報じられているが、果たしてロマチェンコは万全なのか。英紙「Daily Star」では過去の戦績などに触れながら“懸念点”を紹介するコラムが掲載されている。

コラムではかつてのロマチェンコについて「神がかったボクサーであり、我々が見たこともないムーブを披露していた」と賛辞を送ったが、肩の手術や年齢面を踏まえ「まだ余力が残っているのか」と懐疑的な見方もしている。そのうえで中谷戦は「ロマチェンコにとっては最高の試金石」と位置づけ、長身の中谷を撃破できれば自身の健在ぶりを内外へアピールでき、ロペスとの再戦や30代後半を迎えても第一線で活躍するノニト・ドネア(フィリピン)のような存在になることも視野に入ると評した。

アマ時代からボクシング界を震撼させてきたロマチェンコも33歳。未だ衰えぬその闘志でボクサーとしての新章をスタートさせるのか、聖地ラスベガスでの一戦は今後の進退もかかった負けられない一戦となる。

◆【動画】この壮絶な打ち合いが27日も見られるか…中谷正義、昨年12月の劇的KO勝利ハイライトとロマチェンコ戦“煽りPV”

◆「ロマチェンコvs.中谷正義」27日当日の中継/放送/配信等の視聴方法

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文・SPREAD編集部


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