【東京五輪/柔道】渡名喜風南、日本勢初メダルの陰に絶対女王ダリア・ビロディドの涙

柔道女子48kg級銅メダルのダリア・ビロディド(C)Getty Images

東京五輪・柔道女子48kg級では、渡名喜風南が東京五輪日本勢初となるメダルを獲得。銀メダルを手にし柔道界に安堵をもたらしたが、その陰でウクライナの美人柔道家の涙があった。

◆【画像】ダリア・ビロディドの素顔、8頭身スタイルでモデルにスカウトも柔道に専念 「6歳の頃から金メダル獲得という夢を…」

■両親のためにメダルを持ち帰る

世界柔道2連覇中、世界ランキング1位で東京五輪に望んだダリア・ビロディドは今大会も金メダル最有力候補と目されていた。準決勝で渡名喜に延長の末、一本負けを喫したものの、3位決定戦では、イスラエルのシラ・リショニーを下し、ウクライナ柔道界に女子として初めての五輪メダルをもたらした。それでも彼女が悔し涙したのには、それだけの理由がある。

2018年世界柔道女子48キロ級では17歳で史上最年少優勝を飾るなど、ここ数年、絶対女王として君臨して来た。15年、ジュニア大会を14歳で制し、頭角を表すと大きな世界大会で連勝。17年、ハーグで初めてグランプリ優勝を飾ると同大会を3度制覇、グランドスラムでは4勝、19年に東京で行われた世界柔道で連覇を決め、「日本で勝った」と嬉し泣きしたのは有名。

父も2度欧州チャンピオンに輝いた柔道家ながら、両親はビロディドを体操選手として育てようとした。48kg級としては、身長172cmと長身、ブロンドに8頭身のそのスタイルにモデルのスカウトもあるが現在、本人は柔道に専念。金メダルだけを目指してきた。

19年も渡名喜と対戦、その長い手足を活かし、圧倒しただけに、絶対女王としての矜持さえあった。

ビロディドは銅メダル獲得後、自身のインスタグラムを更新。「6歳の頃から金メダル獲得という夢を持ち、そのために多くの困難を乗り越えて来た」と心境を語った。準決勝で一本負けした際も金メダルだけを目指していたため、モチベーションを失いかけたとしながらも、両親に「メダルを期待しているよ」と声をかけられたと振り返り、両親のためにも銅メダルを持ち帰ると決めたと吐露した。最後は夢を諦めないと、強い決意で結んだ。

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文・SPREAD編集部


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