【高校野球】快進撃の京都国際、“全員野球”で挑む智辯戦の行方は… 決勝の切符をかけ近畿勢4校が激突

第103回全国高等学校野球選手権大会の第14日は28日、甲子園球場で準決勝2試合が行われる。

第1試合では準々決勝でのサヨナラ勝ちを含め驚異の粘りでベスト4に進出した近江(滋賀)が智辯和歌山(和歌山)と、第2試合では智辯学園(奈良)が快進撃を続けている京都国際(京都)と対戦する。

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■初出場でベスト4入り、快進撃続く京都国際

なかでも注目は2試合目に予定されている智辯学園と京都国際の一戦だ。

今大会の“台風の目”となっている京都国際は、ベスト4進出をかけた準々決勝で敦賀気比と対戦。終盤8回に先制される厳しい流れとなったがすぐさま追いつき、9回にサヨナラ勝ちと執念をみせた。この試合で先発のマウンドに上がったのは、絶対的エースである森下瑠大ではなく、甲子園初登板の平野順大。平野は落ち着いた投球で5回3安打無失点と、ほぼ完璧な内容で敦賀気比打線を封じた。リリーフした森下も死球絡みで2失点したものの、要所をしっかり締める投球を披露。準決勝でも森下の「球数制限」をカバーするために、平野の好投は必要不可欠だ。

森下は初戦で130球、2回戦では142球、準々決勝では68球を投じ、打者としても4番に座る“チームの顔”。チームは森下の「疲労回復」という点も意識しながら、決勝を目指すことになりそうだ。

打線に目を向けると、主軸の中川勇斗を徹底マークされながらも、4番森下をはじめとする他打者がカバーし劇的勝利に導いた。なかでも下位打線が調子を上げており、8番松下恵富は3安打の固め打ち。上位打線に繋げることが出来れば、より得点を重ねる可能性も高まってくる。

■勢いに乗る智辯学園、上位打線は軒並み高打率

一方の智辯学園は、明徳義塾との準々決勝で劇的な逆転サヨナラ勝利。エースの西村王雅はこの試合の9回に一発を献上したが、今大会通算では24回を投げ防御率0.75と躍動しており、大舞台で成長を続けている。

打線はプロ注目スラッガーの前川右京が引き続き好調で、打率.500、2本塁打、7打点と前評判通りの成績を収めている。また、1番から5番までの全選手が大会打率3割超えと盤石の布陣だ。

課題は初戦から3回戦まで失策が目立っていた守備面か。エラーで相手に流れを渡さない戦いが出来れば、深紅の旗も見えてくるはずだ。

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第14日 8月28日(土)
近江(滋賀)vs.智辯和歌山(和歌山)
智辯学園(奈良)vs.京都国際(京都)

文・SPREAD編集部


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