【競馬/ヴェルメイユ賞】ディープ産駒の怪物スノーフォールが前哨戦登場 名牝の蹄跡を辿り、いざ“凱旋門賞制覇“へ

ヨークシャーオークスを圧勝したスノーフォール(C)Getty Images

英愛仏の3カ国オークスを制したディープインパクト産駒のスノーフォール(牝3、A・オブライエン厩舎)は12日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われるヴェルメイユ賞(GI、芝2400m)に出走する。

同馬は6月4日に行われた英オークスをレース史上最大の16馬身差で圧勝し、続く愛オークスは8馬身1/2差、そして先月行われたヨークシャーオークスも後続に4馬身差で制し、いよいよ凱旋門賞を見据えた前哨戦へ駒を進めてきた。

鞍上は英オークスで騎乗したランフランコ・デットーリ騎手。主戦のライアン・ムーア騎手が開催期間中にアイルランドで騎乗するため、今回はデットーリに手が戻った。

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■英オークス圧勝コンビが再結成

スノーフォールはここまで、3歳牝馬にして凱旋門賞を制覇した2017年のエネイブルと同じローテを歩んでいるが、ヨークシャーオークス優勝後、管理するエイダン・オブライエン調教師は「本番前にもう一戦する可能性は高い」と語っていたとおり、凱旋門賞と同じパリロンシャン芝2400mのプレップレースを挟んできた。

ヴェルメイユ賞は3歳以上の牝馬限定レースだが、今年は出走7頭のすべてが3歳牝馬。前走のヨークシャーオークスで既に古馬を一蹴したスノーフォールにとって、ここはあくまで通過点といったムードが漂い、ブックメーカー各社はスノーフォールを単勝1倍台の1番人気に支持している。

今回、ライバルとなりそうなのは、仏オークス2着のフィロメーヌ(A・ファーブル厩舎)、同厩のブルガリータ、サンタラリ賞を制したアンカルヴィル(D・スマガ厩舎)の地元フランス勢3頭。オブライエン陣営も万全の態勢を敷いており、スノーフォールのほか、仏オークス馬のジョアンオブアーク、ヨークシャーオークス3着のラジョコンダと「チーム・オブライエン」で挑む。

■名牝・トレヴがここを制して頂点へ

過去115年、ヴェルメイユ賞の勝ち馬からは8頭の凱旋門賞馬が誕生。近年では2013年にトレヴがここを制し、本番では日本調教馬のオルフェーヴルを下して頂点へ立った。トレヴは2014年にもヴェルメイユ賞(4着)をステップに凱旋門賞連覇を果たしている。

凱旋門賞まで残り1カ月を切り、欧州のディープインパクト産駒が歴代の名牝と同じ蹄跡を歩み始めた。発走時刻は、12日の日本時間22時55分頃。大一番を前にどんな“衝撃”を与える走りを見せてくれるか注目だ。

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文・SPREAD編集部


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