2011年FIFAW杯ドイツ大会で、なでしこジャパンの愛称で親しまれる女子サッカー日本代表が優勝してから7年。当時の優勝を知るメンバーも代表にはかなり少なくなってきた。
優勝の立役者となった女子サッカー界のレジェンド・澤穂希さんも2015年限りで現役引退を発表し、結婚・出産を経て現在は子育てに励んでいる。

(c)Getty Images
2011年のW杯準々決勝で開催国ドイツ戦に途中出場し、延長後半に決勝ゴールを挙げた丸山桂里奈さんも現役を引退した。現在はタレントとして活動している。
7年が経ち、当時主力の選手たちもベテランの域に差し掛かっており、代表に召集されることも少なくなってきた。
アジアでは他国を圧倒
今年4月に行われたアジアカップでは、グループリーグでオーストラリア・韓国・ベトナムと激突。オーストラリア・日本・韓国の3チームが1勝2分で並び、得失点と総得点の差で2位で決勝トーナメント進出が決定した。
決勝トーナメント1回戦(準決勝)では最多優勝回数を誇る中国と対戦。3-1で中国を下し、2大会連続の決勝進出を決めた。
決勝では再びオーストラリアと激突。試合終盤の横山久美選手の決勝ゴールで大会2連覇を達成した。
大会MVPは、2011年のW杯に最年少18歳で出場していた岩渕真奈選手が受賞。この大会の結果により、2019年に行われるW杯出場権を獲得した。
今年の夏に行われたアジア競技大会でも2大会ぶりの優勝達成。今年行われたアジアの大会で2冠を達成した。
ヤングなでしこがU-20W杯制覇
また、ヤングなでしこと呼ばれるアンダー世代は今年の8月に行われたU-20W杯決勝でスペインを下し、初優勝。
アジア大会と同時期に2世代のなでしこジャパンが優勝を果たしたことに対してSNS上でも好意的なコメントが寄せられている。
なでしこジャパンのアジア大会制覇とヤングなでしこのU-20世界制覇と嬉しく誇らしいニュースが続いている、女子サッカー。あの小さな体格と華奢な体力で世界と対等に闘っているということは、よっぽどな技術とセンスを持ち合わせてるんだろうな。
— タクロウ (@HardRock74) 2018年8月31日
サッカー女子、ヤングなでしこのU-20W杯制覇に続き、アジア大会はフル代表で金メダル????。日本女子サッカー黄金期ですか、これは? おめでとう????
— 髭鬘 (@bakatsura) 2018年8月31日
来年のW杯では2大会ぶりの優勝へ
2015年のW杯では、無敗で決勝戦まで進出するも、前回大会の雪辱を誓うアメリカに2-5で敗戦し2連覇は果たせなかった。
2016年のリオデジャネイロ五輪出場をかけたアジア予選では、オーストラリア・中国の後塵を拝し、予選敗退。W杯優勝監督の佐々木則夫監督もこの責任を取って辞任した。
FIFAランキングも一時は11位まで後退するなど、どことなく女子サッカーに閉塞感が漂っていただけに、今年のなでしこジャパンの国際大会での戦績は明るい兆しが見えたきたといえる。
来年行われるW杯ではヤングなでしことうまく融合しつつ、3大会連続の決勝進出、そして2大会ぶりの歓喜に期待したい。
≪関連記事≫
【アジア大会】なでしこジャパンと他競技の交流が楽しそう…これも国際大会の醍醐味?
女性アスリートが向き合う「年齢」と「結婚」…好きなことに挑戦し続けるために









