今週は阪神競馬場でローズステークス(芝1800m)が行われる。秋華賞トライアルとして施行される一戦にフルゲートのメンバーが集結した。
ここでは、過去10年から2011年以降の阪神開催にフォーカス。カムニャックとミッキーマドンナにフォーカスしたデータを取り上げる。
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目次
■カムニャックに「3.1.0.1」の鉄板級データ
オークス馬・カムニャックがここから始動。春の実績を考えたとき、1番人気に支持される可能性は極めて高いだろう。近年はオークス→秋華賞のぶっつけ本番ローテが主流だっただけに前哨戦はあくまで叩き台か……そんな邪推もあるなか、データはどうジャッジしたのか?
・オークスを上がり3位以内で勝利【3.1.0.1】
馬券内率、並びに連対率80%とほとんど大崩れなし。オークスを切れる脚で制した馬は信頼すべきとの高好走率データだ。
カムニャックについて補足すると、馬券外に敗れた2戦はいずれもマイル戦。1800mは絶妙な距離設定だが、マスクトディーヴァにブレイディヴェーグ、サラキアなど好走馬にのちの芝2000m以上GI連対馬が多いことから、マイラータイプには厳しい舞台であることは明らかだ。ここはGI馬の貫禄を見せつける一戦か。
■ミッキーマドンナに「0.0.0.5」の鬼門データ
一方で、ミッキーマドンナには厳しいデータが。まだ1勝馬の身でありながら、2月にはエネルジコ(青葉賞勝ち、新潟記念2着)の2着がある素質馬。J.モレイラを背に臨むここはGIの権利獲りに力が入る一戦だが、今回はその血統がネックとなる。
・父ロベルト系【0.0.0.5】
4~6番人気のゾーンに入った馬が3頭いたにもかかわらず、馬券内馬すら輩出できず。どちらかと言えばパワーと持続力に優れた血筋だけに、瞬発力が求められる阪神芝外回りで切れ負けしてしまっている現状だ。
芝1800で1分46秒2の持ち時計は一見すると優秀に映るが、その時計を記録した日の中山芝は3歳未勝利のマイル戦で1分32秒0が出た超高速馬場の恩恵あり。1勝クラスを勝ち切れていない現実を直視したとき、鞍上の手腕をもってしても馬券内突入は至難の業と言えそうだ。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在は競馬メディア『Winsigh』、UMAJIN内「競馬サロン」で予想コラム執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。












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