卓球の世界一を決める「2026 ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会」は、5日に決勝トーナメント1回戦が行われ、日本女子はクロアチアと対戦。マッチカウント3-0で勝利し、ベスト16進出を決めた。
シード争いをかけたグループステージで、日本女子はイングランド、フランス、ドイツを下し、3戦全勝でグループ首位通過。1971年大会以来、55年ぶりの金メダルをかけた戦いが決勝トーナメントに移る中、チームランキング2位の日本は19位のクロアチアを相手に勝利を狙った。
2試合連続でエース起用された橋本帆乃香(デンソー)が3-0で幸先良いスタートを切ると、張本美和(木下グループ)は今大会6勝目となるストレート勝ち。さらに、3番手に抜擢された面手凛(日本生命)も好プレーを見せて3-0で勝利し、団体戦初白星を挙げた。3選手の活躍でクロアチアを圧倒した日本が、ベスト16へ駒を進めた。
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目次
ライブ速報・試合結果(橋本&張本美&面手でストレート勝ち)
日本 3 - 0 クロアチア
第1試合
橋本帆乃香 3 - 0 ハナ・アラポビッチ
(11-7、11-4、11-9)
第1ゲーム
序盤はラリー勝負の中で橋本が機を見て前に出るなど、5-2で主導権を握る。アラポビッチの強打もあり中盤に迫られる時間帯もあったが、サービスエースやフォアスマッシュでポイントを重ねる。最後はゲームポイントを握り、11-7で第1ゲームを取り切った。
第2ゲーム
立ち上がりこそサービスミスを犯した橋本だが、その後は安定したサービスとレシーブを軸に連続ポイントで優位に立つ。前後への揺さぶりでもフットワークの良さを発揮し、アラポビッチのミスも誘いながらポイントを重ねる。最後は後陣での粘りから厳しいボールに対応し、11-4でこのゲームを奪取。ゲームカウントで王手をかけた。
第3ゲーム
バックサーブを使うなど戦術転換を図る相手に対し、橋本は序盤2-4とリードを許す。しかし、3-5のビハインドからフォアスマッシュやレシーブで連続ポイントを奪い同点に追いつく。その後、両者が点を取り合う中、8-8からラリーで粘った橋本が勝ち越し、アラポビッチがタイムアウトを要求。そのままマッチポイントを握ると、11-9で取り切った。今大会自身初勝利をストレートで飾った。
第2試合
張本美和 3 - 0 ドラ・コシッチ
(11-6、11-2、11-6)
第1ゲーム
立ち上がりにサービスとレシーブから張本美が3連続ポイントで優位に立つと、サービスで変化を見せるコシッチに対しても高い対応力を見せる。安定した両ハンドでのラリーでもポイントを重ね、11-6で幸先よくスタートを切った。
第2ゲーム
鋭いチキータをコースに決めるなど、安定したレシーブを軸に張本美が5-1と主導権を握る。サービスでも連続ポイントを奪うなど高い技術を武器に、中盤一気に点差を広げる。最後も好レシーブから11-2でこのゲームを奪い切り、早々に王手をかけた。
第3ゲーム
張本美がサービスとレシーブで隙のないプレーを見せ、4連続ポイントを奪う。コシッチの反撃にもサービスやバックのストレートを沈め、優位に試合を進める。要所でフォアを振り切るなど安定したプレーでマッチポイントを握ると、11-6でこのゲームを奪取。貫録の戦いぶりでストレート勝ちを収めた。
第3試合
面手凛 3 - 0 アンドレア・パブロビッチ
(11-1、11-2、11-9)
第1ゲーム
安定したレシーブを軸に面手が9連続ポイントを奪い、フォアのカウンターも沈めるなど序盤の流れを握る。ロングサーブでもポイントを奪い、早々にゲームポイントを握ると、11-1でこのゲームを圧倒した。
第2ゲーム
安定したラリー力とフォア中心のストップを武器に、面手がこのゲームも優位に試合を進める。要所でバックの強打も見せるなど、中盤に連続ポイントを積み重ね、再びゲームポイントを握る。最後はロングサーブからの3球目攻撃で、11-2でこのゲームを取り切った。
第3ゲーム
ラリーの攻防でパブロビッチも意地を見せる中、面手がフォアハンドやサービスで連続ポイントを奪い、5-3と勝ち越す。一度は迫られるが、効果的なサービスとバックでの手堅いラリーでわずかにリードを保ち、マッチポイントを握る。最後はサービスを沈め、11-9でこのゲームを奪取。今大会初勝利を飾り、日本をベスト16進出に導いた。
出場選手
日本
男子
張本 智和(トヨタ自動車)
松島 輝空(個人)
戸上 隼輔(井村屋グループ)
篠塚 大登(東都観光バス)
宇田 幸矢(協和キリン)
女子
張本 美和(木下グループ)
早田 ひな(日本生命)
橋本 帆乃香(デンソー)
長﨑 美柚(木下グループ)
面手 凛(日本生命)
相手国の注目選手
レア・ラコバッツ
世界ランキングは63位、クロアチアでは唯一トップ100入りする経験豊富な30歳。2025年の世界卓球個人戦では2回戦で平野美宇(木下グループ)を4-2で下し、ベスト16まで勝ち上がった。昨年12月の混合団体ワールドカップではグループステージの第3戦で張本美和(木下グループ)と女子シングルスで戦い、0-3で敗れている。

レア・ラコバッツ(C)ITTF
テレビ放送・ライブ配信予定
テレビ放送予定
テレビ東京(外部サイトへ)
18:25~予定
ライブ配信予定
U-NEXT(外部サイトへ)
18:20~予定
※試合開始は18:00予定
試合方式
チーム3名によるシングルス戦で、3試合先取制。各試合は5ゲームマッチで行われる。
ABC vs XYZの場合(スウェイスリング方式)
第1試合:A vs X
第2試合:B vs Y
第3試合:C vs Z
第4試合:A vs Y
第5試合:B vs X
大会システム
シード順位決定戦
日本は男女ともに決勝トーナメント進出が確定。2つのグループに分かれ、リーグ内の順位によって決勝トーナメントのシード順を決定する。
男子/グループ2
日本
フランス
ドイツ
台湾
女子/グループ2
日本
フランス
ドイツ
イングランド
決勝トーナメント
シード順位決定戦に出場する8チームと、56チーム(14グループ)による予選グループを勝ち上がった24チームを合わせた、計32カ国・地域が決勝トーナメントに進出する。
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