【MLB】大谷翔平が去ると決まった時「トラウトをトレードすべきだった」 元エンゼルス監督マドン氏、改めて放出を進言「野球界全体のためになる」

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】大谷翔平が去ると決まった時「トラウトをトレードすべきだった」 元エンゼルス監督マドン氏、改めて放出を進言「野球界全体のためになる」
エンゼルスのマイク・トラウト(C)Getty Images

エンゼルスの元監督ジョー・マドン氏が6日(日本時間7日)、米ポッドキャスト番組『ファウルテリトリー』にリモート出演。今季開幕から健康を維持しているマイク・トラウト外野手について言及した。同氏は、大谷翔平投手(現ドジャース)がエンゼルスを去ったのを機にトラウトも放出すべきだった発言。レジェンドの移籍に関して持論を展開した。

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■フィリーズへの移籍を進言

『ファウルテリトリー』に出演したマドン氏は、開幕から11本塁打をマークするなど順調なスタートを切ったトラウトのトレードに関して「起こらないとは思うけど、起こすべきだったとは思っている。特に、大谷がエンゼルスを離れると決まった時、あるいは実際に離れた時が、マイクをトレードする完璧なタイミングだったと思う」と振り返った。

近年下位に低迷するエンゼルスは、今季も15勝23敗と大きく負け越し。同氏は「(指揮を執っていた)あの時点でもチーム状況は良くなかったし、今もその時から大きく良くなっているとは言えない。もしエンゼルスが健全な形で再建するつもりなら、若手有望株の評価をしっかりして戦力を補強する必要がある。でも、私はマイクは放出すべきだと思う。彼自身のため、そして野球界全体のためだ。ポストシーズンで彼にプレーする機会を与えるべきだし、大谷がドジャースに行って『ショウタイム』になったのと同じような効果が期待できる」と語った。

同氏は放出先の候補について問われると、「フィラデルフィアは良いところだと思う。彼はそこの近くに住んでいるし、地元に近い。(かつてともに戦った)ブランドン・マーシュもいるし、マイクが右打者としてラインナップの真ん中に入れば、とても助けになるだろう。彼はあの雰囲気の中で輝くと思う。ニューヨークでプレーするのも特別な能力が必要だけれど、フィラデルフィアも似たようなところがある。もし一箇所だけ挙げるなら、フィラデルフィアが一番。彼にとってぴったりだと思うし、本当に差を作れる選手になれる」とし、フィリーズ移籍を強く推した。

現在34歳のトラウトは、今季37試合に出場し、打率.260、ア・リーグ5位の11本塁打、23打点、OPS.979、5盗塁の好成績をマーク。近年悪化していた空振り率や三振割合にも改善が見られており、メジャー上位9%の俊足も維持している。毎年のように放出が話題に挙がるが、エンゼルスとしては最後の「売り時」になる可能性が高い。通算415本塁打、将来殿堂入り確実なレジェンドを手放す決断を下せるのか。

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