【MLB】「幼稚で利己的な行為」お騒がせ左腕バルデスに出場停止6試合 炎上の腹いせに故意死球、昨季は“サイン無視”で捕手に投球直撃も

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】「幼稚で利己的な行為」お騒がせ左腕バルデスに出場停止6試合 炎上の腹いせに故意死球、昨季は“サイン無視”で捕手に投球直撃も
タイガースのフランバー・バルデス(C)Getty Images

メジャーリーグ機構は6日(日本時間7日)、タイガースフランバー・バルデス投手に6試合の出場停止処分と罰金を科したと発表した。バルデスは前日のレッドソックス戦で、大量失点後にトレバー・ストーリー内野手へ死球を与えてあわや乱闘のトラブルに発展。故意に投じられたものと判断された。

◆【実際の動画】またやった!今度はバルデスが炎上の腹いせに「故意死球」!6試合の出場停止処分に

■味方からも見放され……

この日のバルデスは、初回に3ランを浴びて3失点。3回表には、4本の適時打などで5失点と振るわず。序盤から相手打線に捕まった。

問題が起きたのは4回表、ウィルソン・コントレラス捕手とウィルヤー・アブレイユ外野手に連続被弾を喫してついに10失点目。続いて打席に入ったストーリーへ投じた初球94.4マイル(約151.9キロ)のフォーシームが、背中に直撃した。異変を察したストーリーがバルデスに詰め寄ると、球審が慌てて制止。両軍ベンチから選手が飛び出し、一触即発の雰囲気になった。バルデスは退場処分を受けている。

試合後に会見に応じたタイガースのA.J.ヒンチ監督は、「うちは本当に良い野球をしているチームだ。でも、あれはそう感じられなかった。故意だったかどうかを判断しているわけじゃない。私には分からない。ただ、ああいう対立になるときは、普通は自分たちが正しい側にいると感じるものだ。でも、今日はグラウンドに出ていて気分の良いものではなかった。相手の怒りも分かるし、周囲がどう見るかも分かる。全部理解している」とコメント。自軍の左腕をかばうことはなかった。

バルデスはアストロズに所属した昨季、被弾後にシーザー・サラザール捕手のサインを無視して別の球種を投球。捕球できないサラザールにボールが直撃するトラブルを起こしている。今回の件も本人は「故意ではない」と弁明したが、周囲の反応は極めて冷ややか。6日(同7日)には、バルデスに対して6試合の出場停止処分が下された。

米紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者は「幼稚で利己的な行為」とバルデスを強く批判。「両軍ベンチから選手たちが飛び出した。しかし、殴り合いも小競り合いすら起きなかった。なぜなら、何が起きたかについて全員が同じ認識だったからだ」と切り捨てた。バルデスは今季から3年総額1億1500万ドルでタイガースに入団したが、FA市場では最後まで「売れ残り」の状態に。素行の悪さが問題視されていた。

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