ア・リーグ東地区のヤンキースは26日(日本時間27日)、左太もも裏の肉離れでコディ・ベリンジャー外野手を負傷者リスト(IL)に入れた。チームはすでにアーロン・ジャッジ外野手、ジャンカルロ・スタントン外野手という大砲2人を負傷で欠いているが、先日のオールスターゲームでMVPに輝いたベリンジャーも彼らに続くことになった。
打線の迫力不足が顕著となったチームは、8月3日(同4日)のトレード期限までにどう動くのか。補強プランについて、米メディアが推察している。
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■すっかり迫力不足となった打線
ベリンジャーは25日(同26日)のフィリーズ戦で負傷。翌日には左太もも裏の肉離れで、10日間のIL入りを余儀なくされた。さらに27日(同28日)には、精密検査の結果が判明。「グレード2」の重傷で、球団は「4~6週間の離脱」と想定した。
ヤンキースはすでにジャッジ(右肋骨の骨折)、スタントン(右ふくらはぎ負傷)という大砲2門が離脱しており、今後しばらくはベリンジャーも含めてMVP受賞歴のある3人が、そろって戦列を離れることが確定した。
打線の迫力不足は明らかで、「トレード期限までに打者を補強すべき」という声があがっている。アーロン・ブーン監督も「ここ数週間、フロントはこの件(トレード期限)に向けて準備を進めてきたと思う。彼らはチームを強化するために、できる限りのことをしようとするはずだ」と話し、新戦力の獲得に期待した。
■右打ちの捕手、外野手も選択肢
そこで、米スポーツメディア『The Athletic』はヤンキースのターゲットに言及。「ナショナルズの遊撃手CJ.エイブラムス内野手に関心を寄せているようだ」と伝えた。遊撃手のポジションは、主にアンソニー・ボルピー内野手とホセ・カバイェロ内野手が併用されているが、両者とも決め手に欠く。そこで、オールスターゲームにファン投票で選出されたエイブラムスに白羽の矢が立った形だが、相当な見返りを求められることは必至。実現可能性には疑問付が付くが、球界の盟主が威信をかけて獲得に動くか、大きな注目を集めている。
また、同メディアは「チームは不振に陥っているオースティン・ウェルズに代わる戦力として、右打ちの捕手の獲得も模索している」と指摘。そのほか、ジャッジとベリンジャーが抜けた外野手陣についても補強の必要性を強調。ロイヤルズのレーン・トーマス、エンゼルスのジョー・アデル、レッズのスペンサー・スティア(右手首の捻挫でIL入り)を候補とした。
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