卓球の国際大会「WTTヨーロッパスマッシュ」がスウェーデン・マルメで行われており、連日熱戦が繰り広げられている。そんな中、男女シングルスでは日本のエース格が上位進出を果たしており、優勝争いに絡むか注目が集まる。
◆卓球男子で前回王者が初戦敗退の波乱「アリーナに激震走る」 世界3位・松島輝空&横浜大会Vの張本智和が優勝争いけん引か【ヨーロッパスマッシュ】
■早田は韓国エースとの激闘制す
日本開催となった「WTTチャンピオンズ横浜」に続いて行われている、スウェーデンでのグランドスマッシュ。最高峰の舞台での日本勢の活躍には期待が高まっていた。
そんな中、男子シングルスでは、前週の横浜大会で優勝を果たした張本智和(トヨタ自動車)が好調を維持している。1回戦でマナフ・タッカー(インド)にストレート勝ちすると、2回戦では世界ランキング25位の宇田幸矢(協和キリン)に3-0、3回戦では同14位の戸上隼輔(井村屋グループ)を3-2で撃破。日本の実力者たちとの連戦を制し、ベスト8進出を決めた。
また、今大会に第2シードとして挑む世界ランキング3位の松島輝空(個人)は、1回戦でサシヤン・グナナセカラン(インド)に3-1で勝利。2回戦で世界ランキング42位の馮翊新(台湾)、3回戦で同27位の周啓豪(中国)をいずれもフルゲームで下し、8強入りを果たした。7月の「USスマッシュ」を制した19歳も、粘り強い戦いで勝ち上がっている。
女子シングルスでは、横浜大会で兄・智和との兄妹優勝を達成した張本美和(木下グループ)が安定した戦いを見せている。1回戦でアンナ・ハーシー(ウェールズ)に3-1で勝利すると、2回戦では韓国の20歳・金娜英にストレート勝ち。3回戦でも世界ランキング18位のカットマン、ハン・イン(ドイツ)に3-0で勝利し、ベスト8進出を果たした。
世界ランキング7位の早田ひな(日本生命)も、1回戦で41歳のベテラン、ユアン・ジア・ナン(フランス)を3-0、2回戦で蘇籽童(香港)に3-1で勝利。3回戦では、2024年パリ五輪女子シングルス3位決定戦でも戦った申裕斌(韓国)と対戦し、韓国のエースとのフルゲーム、かつ最終ゲームはデュースにもつれた攻防を制して8強に勝ち進んだ。
この結果、男子シングルスでは張本智、松島、女子シングルスでは張本美、早田という男女のダブルエースが8強入り。15日から準々決勝の戦いが始まる中、日本の主力選手たちが着実に勝ち進んでいる。
前週の横浜大会では張本兄妹がアベック優勝を果たした中、今週も日本勢が躍動を見せている。スウェーデンの地で行われている最高峰の戦いで、日本選手が優勝争いに絡んでいくのか。その戦いに注目が集まる。
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