卓球男子で前回王者が初戦敗退の波乱「アリーナに激震走る」 世界3位・松島輝空&横浜大会Vの張本智和が優勝争いけん引か【ヨーロッパスマッシュ】

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

卓球男子で前回王者が初戦敗退の波乱「アリーナに激震走る」 世界3位・松島輝空&横浜大会Vの張本智和が優勝争いけん引か【ヨーロッパスマッシュ】
松島輝空、張本智和(C)WTT

卓球の国際大会「WTTヨーロッパスマッシュ」は10日、スウェーデン・マルメで本戦が開幕。日本からも多くの有力選手がエントリーしており、最高峰のグランドスマッシュでの活躍に注目が集まっている。

そうした中、男子シングルスでは有力選手が早期敗退しており、日本の主力選手が優勝争いに絡んでいくか注目される。

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■張本智は同士討ちがポイントか

スウェーデンで行われているグランドスマッシュは、優勝者に世界ランキングの2000ポイント、準優勝者に1400ポイントが与えられるなど、WTTシリーズの中でも最高峰のランクに位置付けられている。

そんな中、今回は優勝候補の本命とされていた世界ランキング1位の王楚欽(中国)が出場を回避。さらに、11日に行われた1回戦で、昨年の王者で第1シードとして出場したトルルス・モーレゴード(スウェーデン)が、元世界1位のドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)にストレート負けする波乱が起こった。

WTT公式サイトは「ヨーロッパスマッシュの会場であるノルディックアリーナに激震が走った」と、地元大会での連覇が期待されていた世界2位の敗戦を報道。さらに、「会場が不気味な静寂に包まれた。1年前の英雄が敗退の危機に瀕した」と試合中の様子を伝えている。

この結果、今大会は日本勢にも優勝争いに加わる可能性が出てきた。第2シードとして挑む世界ランキング3位の松島輝空(個人)は、1回戦で同57位のサシヤン・グナナセカラン(インド)に3-1で勝利。7月には「USスマッシュ」で日本勢初のグランドスマッシュ制覇を成し遂げた19歳が、今回も上位争いに絡めるか注目される。

さらに、「WTTチャンピオンズ横浜」で連覇を達成し、健在ぶりを示したのが張本智和(トヨタ自動車)だ。直近の世界ランキングを4位に上げた23歳は、1回戦でマナフ・タッカー(インド)にストレート勝ち。2回戦では強打が持ち味の宇田幸矢(協和キリン)との同士討ちが実現する。3回戦に勝ち上がれば、戸上隼輔(井村屋グループ)と対戦する可能性もあり、2大会連続優勝に向けては日本勢対決が鍵を握ってくる。

上位勢に波乱が生まれているスウェーデンでのグランドスマッシュ。USスマッシュを制した松島、WTTチャンピオンズ横浜を制した張本智という日本のダブルエースが優勝争いをけん引していくのか。その戦いに注目が集まる。

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