【新潟2歳S2026/追い切り診断】インカルナータを超える最高評価「S」 豊富な筋肉量と軽快な動きを披露「反応の良さはかなりのもの」

【新潟2歳S2026/追い切り診断】インカルナータを超える最高評価「S」 豊富な筋肉量と軽快な動きを披露「反応の良さはかなりのもの」

第46回新潟2歳S(23日/GIII、新潟芝1600m)には、近親には朝日杯FS2着のタイセイビジョンがいるエフフォーリア産駒・インカルナータ、新馬戦圧勝のインディチャンプ産駒・レッチュベルク、祖母が桜花賞3着馬でモズアスコット産駒のトウシンマジックなどが出走予定。

本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「レッチュベルク」を取り上げる。

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■レッチュベルク

シルエット的には母系の影響が強いのかもしれない。筋肉量豊富でトモに胸前と厚み十分。欧州の匂いを纏うガッシリとした馬体ながら、どうやらそのパワーはスピードにも直結するタイプ。ここまでの完成度を思えば、芝での伸びしろにも合点がいく。

その1週前は田辺騎手騎乗のWコースでゴール前に仕掛けられて、6F84.1-67.2-52.1-37.5-11.2。2週前にも実戦形式の併せ馬を消化しているだけに、ここでは反応良く、既に中身が出来上がっている状況に映った。筋肉量の多さがそのまま重苦しさにはならず、むしろ推進力へ変換されている点が印象的だった。直前はWコースを単走馬なりで6F82.9-66.1-51.2-36.8-11.3。これまでの負荷を考えれば軽い確認で十分なところ、直線で軽く促した瞬間にギアがスッと入る。外めを回ってこのラップ、それも余力を残したままというのだから、反応性能の高さはかなりのものだろう。

母系由来と思わせる豊富な筋肉と厚み、それを支える体幹の強さ。以前ならダートでのパワー勝負を連想したくなるシルエットだったが、今回の追い切りを見る限り、その筋肉が生み出すものはパワーだけではない。後肢の踏み込みから生まれた推進力を、大きな完歩へつなげているからこそ芝での軽快さが出てくるのだろう。しかも、2週続けてしっかり負荷を掛けた後でも最終追いでこれだけ鋭く反応できるのがいい。完成度はかなり高いところまで来ており、走りの質も一段上がった印象。距離が延びても体幹とトモの強さは頼もしく映るが、現状ではスピードを生かしてこそ、という雰囲気もある。芝でどこまで行けるのか、しばらく追い掛けたくなる動きだ。

総合評価「S」

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