ニューヨークを拠点とするラジオ局『WFAN』の名物司会者クレイグ・カートン氏が、大胆な提案を行った。ドジャースの球団売却が実現し、さらに大谷翔平投手がオプトアウト(契約破棄)した場合、「メッツの富豪オーナー、スティーブ・コーエン氏は獲得に乗り出すべき」という大胆な提案を披露した。
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■オーナーが代われば契約破棄も可能
ドジャースのオーナーであるマーク・ウォルター氏は先日、筆頭株主として経営権を握っていたNBAのレイカーズを売却。さらにプレミアリーグの名門チェルシーの持ち分についても売却交渉中と報じられている。
一連の行動は現金化を急いでいるように映り、金融関係者を中心に「ウォルター氏はドジャース売却も検討するのではないか」という憶測が流れている。
この流れを受けて大胆な提言を行ったのが、米ラジオ局『WFAN』の名物司会者カートン氏。同氏はまず、大谷の現契約に盛り込まれている「キーマン条項」について言及。「これは特定の人物が会社を去った場合、契約を破棄できるというものです。大谷のケースは、ウォルター氏がドジャースを売却してオーナーでなくなれば、契約を解除してフリーエージェントになれます」と説明した。
その上で、大谷がオプトアウトを選択した場合、潤沢な資金力を持つコーエン氏が獲得に動くべきだと訴えた。
■史上最大の“力の誇示”
「例えば、あなたがスティーブ・コーエンだとする。でも、メッツのオーナーになって最初の5年間は思い通りに進んでいない。しかし、球界の誰よりも資金は持っている。それならば、なぜ大谷の代理人に非公式に連絡しないのか(当然するだろう)」と指摘。
そして、代理人に対しては「もし彼がオプトアウトするなら、我々はドジャースとまったく同じ条件を提示できる。後払いを望むなら後払いにするし、前払いを望むなら前払いにする。どんな形を望んでも、こちらにはそれに応じる資金がある、と伝えることができるだろう」と主張した。
さらに「コーエン氏がドジャースから大谷を奪う。実現すれば、史上最大の“フレックス(力の誇示)”になります。誰が拒むことができますか?」とし、全米ナンバーワンのヘッジファンドを率いる富豪オーナーが資金力を見せつけると予想した。
現在のところ、ドジャース売却の動きはなく、売却されても大谷は「キーマン条項」を行使しないと伝えられている。ただ、万が一の場合、大谷の10年総額7億ドル(当時のレートで約1015億円)という大型契約を引き継げる球団として、メッツの名前が挙がることは避けられないだろう。
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