【RIZIN】無敗シェイドゥラエフ撃破なるか…AJマッキーが抱く“傭兵”の矜持 リングでの試合も不安なし「何を好むか分かっている」

10日に京セラドーム大阪で開催される「ANGEL CHAMPAGNE presents 超RIZIN.5 浪速の超復活祭り」のメインイベントとして、RIZINフェザー級王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフとAJ・マッキーによるRIZIN&PFLフェザー級タイトルマッチが組まれている。

二つの団体の世界タイトルを同時に懸けるマッチと位置づけられた一戦で、マッキーはプロ25勝2敗のキャリアをどう結実させるのか。

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■25勝2敗“マーセナリー”の軌跡と戦略

マッキー(ニックネームであるMercenaryは傭兵という意味)は1995年生まれ、カリフォルニア州ロングビーチ出身。身長178cm、リーチ約188cmという恵まれたフレームを持ち、MMA25勝2敗(KO/TKO 6、一本勝ち8、判定11)。敗戦はいずれも判定によるものである。

Bellatorを主戦場としてフェザー級王座も獲得。2022年大晦日のRIZIN 40ではホベルト・サトシ・ソウザに判定勝ち。その後はPFLライト級でポール・ヒューズにスプリット判定で敗れた後、フェザー級に復帰している。直近3戦はマゴメドフ、ボリッチ、イスブラエフを相手にいずれも判定勝ち。キャリア前半に多かった一本勝ちから、近年は判定での勝利が続いている。

AJ・マッキー

AJ・マッキー(C)RIZIN FF

今回の対戦相手シェイドゥラエフはRIZIN直近4戦で1ラウンドTKO勝利と、圧倒的な戦績を残す“絶対王者”だが、マッキーは米メディア「Forbes」のインタビューで相手を冷静に分析。「右のオーバーハンドからテイクダウンを狙うのを好んでいるのはわかっている。今までの彼の相手には組みに長けた選手がいなかったから、止められなかったのだろう」と語っている。

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ケージではなく、リングで行われるRIZINという舞台も、マッキーの計算に入っている。同じインタビューで「ケージじゃないからフェンス際でテイクダウンというのはできない。距離を保って捌き、相手を寄せさせる。彼は小さいから、距離をよりカバーする必要がある」と語り、長いリーチを生かした一戦を志向する姿勢を示した。

■”マーセナリー”の矜持

マッキーはPFLの将来についても前向きな見方を示している。PFLとの合併が発表されたMVPの大会(※Netflixとジェイク・ポールのプロモーション会社が共催したMMAイベント)を会場で観戦した経験から「可能性がすごいと感じた。ああいうカードにAJ・マッキーを登場させ、LAで大会を行い、チケットを売る、なんてことも彼らはできるわけだし」とForbesで述べた。自身のキャラクターについては「マーセナリー(傭兵)だ。静かで落ち着いてクール。基本は誰にも敬意を払い、自分も敬意を払われる」と定義している。

今回はRIZINとPFLのフェザー級世界タイトルを同時に懸ける史上初の試合である。無敗の王者と、25勝2敗の挑戦者がリングの中央で向き合うとき、世界レベルの攻防はどちらに傾くのだろうか。

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