佐藤瞳、世界7位に4-1勝利で日本女子シングルス初の決勝進出 快進撃の28歳カットマンが陳幸同との激闘制しV王手【チャイナスマッシュ2026】

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

佐藤瞳、世界7位に4-1勝利で日本女子シングルス初の決勝進出 快進撃の28歳カットマンが陳幸同との激闘制しV王手【チャイナスマッシュ2026】
佐藤瞳(C)WTT

卓球の国際大会「チャイナスマッシュ2026」は10日、中国・北京で女子シングルスの準決勝が行われ、世界ランキング13位の佐藤瞳(日本ペイントグループ)は同7位の陳幸同(中国)と対戦。ゲームカウント4-1で勝利して決勝進出を決めた。

◆【実際の映像】カットマン・佐藤瞳がグランドスマッシュ決勝進出に喜び爆発 世界7位・陳幸同を退けた第5ゲームの激闘ラリー

■12年ぶりの国際大会対戦

今季WTTシリーズで好調ぶりが光る佐藤は、3回戦で世界ランキング8位のザビーネ・ヴィンター(ドイツ)にストレート勝ちし、準々決勝では世界4位の蒯曼(中国)を破って勝ち上がった朱思冰(中国)とのカットマン対決を4-1で制した。自身初のグランドスマッシュ4強入りを果たした佐藤が、陳幸同とジュニア時代の2014年以来、12年ぶりの対戦を迎えた。

第1ゲーム序盤は、陳幸同が強打で佐藤を押し込み、ツッツキも織り交ぜながら4連続ポイントを奪って主導権を握る。そのまま中盤以降も精度の高いプレーで佐藤を上回り、前後への揺さぶりも絡めながらゲームポイントを握った。最後はフォアを決め、11-2で圧倒した。

第2ゲームは、佐藤が1-1からのラリーで強打を仕掛けるなど、4-2と先にリードする展開に。陳幸同とのツッツキでは積極的に前に出る場面が目立ち、中盤には陳幸同のミスも出始めるなど、佐藤が主導権を握る。終盤に陳幸同の連続得点で9-8と迫られると、直後のラリー中に促進ルールが適用された。佐藤はその直後にスマッシュでゲームポイントを握り、11-8で取り切った。

第3ゲームは、陳幸同がレシーブで2本ミスするなど、促進ルール採用後にミスが重なり、佐藤が3-1とリードを奪う。陳幸同もフォアでの連続攻撃で反撃するが、中盤には佐藤の強気なラリー対応が光り、7-5と迫られた場面ではファインプレーも見せる。その後も粘り強くリードを保ち、ゲームポイントからも冷静に対応。11-7で奪い、ゲームカウントで勝ち越した。

第4ゲームは、陳幸同がミドルを厳しく突く中、佐藤もラリーから意表を突く強打を見せるなど、激しい攻防が続く。佐藤が6-4とリードしたところで陳幸同がタイムアウトを要求。その後、陳幸同が粘りを見せて同点に追いつくと、佐藤のスマッシュが外れて逆転を許す。しかし、佐藤もすぐに追いつき、9-9からのポイントを奪ってゲームポイント。最後はラリーで粘り切り、11-9で奪って勝利に王手をかけた。

第5ゲームは互いに点を取り合う中、後がない陳幸同が中盤連続ポイントで4-6と勝ち越すが、佐藤も粘り強くラリーで対応し、6-6と追いつくと、直後に互いに促進ルール適用でポイントを奪うなど粘り合いが続く。終盤に陳幸同に打たせる場面が目立つなど冷静に試合を運んだ佐藤がマッチポイントを握ると、最後は11-8で取り切り勝利を収めた。

世界屈指のラリー力を誇る陳幸同との死闘を制した佐藤。決勝では張本美和(木下グループ)と王曼昱(中国)の勝者と対戦する中、カットマンが日本女子シングルス初のグランドスマッシュ制覇なるか注目となる。

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