卓球日本女子の鍵握る“最強中国”ヘのオーダー戦略 孫穎莎らトップ2攻略へ、橋本帆乃香&佐藤瞳のWカットマンが切り札か

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

卓球日本女子の鍵握る“最強中国”ヘのオーダー戦略 孫穎莎らトップ2攻略へ、橋本帆乃香&佐藤瞳のWカットマンが切り札か
橋本帆乃香、佐藤瞳(C)WTT

「第29回ITTF-ATTUアジア卓球選手権大会2026」は22日、ウズベキスタン・タシケントで女子団体の決勝が行われ、日本女子は中国と対戦。マッチカウント3-2で勝利し、金メダルを獲得した。

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■橋本が大一番で2点取り

日本女子は2024年大会以来の金メダル獲得に向け、中国との戦いに挑んだ。中澤鋭監督は、1番手にカットマンの橋本帆乃香を抜擢し、張本美和とともに2点起用。サウスポーエースの早田ひなを3番手に置くオーダーを敷いた。

大一番でのこの起用法は、中国相手に効果を発揮した。橋本が世界ランキング10位の陳熠を翻弄してストレート勝ちを収めると、マッチカウント1-2で迎えた第4試合ではエースの張本美も陳熠に勝利。迎えた第5試合では橋本が同4位の王芸迪相手に主導権を握り、3-1で白星をつかんだ。2大会ぶりの金メダルを勝ち取り、日本女子がその力を示した。

中国撃破に成功した日本だが、今後に向けて鍵を握るのがトップ2の攻略と、そこに向けたオーダー戦略である。今大会には、5月の世界卓球団体戦や9月のアジア競技大会の金メダルメンバーである孫穎莎、王曼昱という“トップ2”が不在。日本が団体戦を戦ううえでは、2点起用されることが確実な孫穎莎、王曼昱との4試合で2勝以上を挙げることが今後も求められる。

そうした中、世界卓球では3番手を担っていた橋本を、今回は中澤監督が2点起用し、1番手と5番手で勝利した。張本美、早田というダブルエースが今後も中心を担うのは間違いないが、孫穎莎、王曼昱が加わったベストメンバーの中国を崩すうえでは、カットマンの抜擢も有力な選択肢になり得る。橋本に加えて、「チャイナスマッシュ」で準優勝し、世界ランキングを8位に上げた佐藤瞳の起用も、カットマンのトップ選手が不在の中国相手には効果を発揮する可能性がある。

今回のアジア卓球で改めてその力を示した日本女子。橋本がカットマンとして存在感を放った中、今後ベストメンバーの中国に対してどのようなオーダーを敷き、攻略を図っていくのか。その戦略に注目が集まる。

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