カットマン・佐藤瞳、中国メディアが分析する快進撃の理由「いかにして台頭したのか?」 世界2位も認める好調の証【チャイナスマッシュ2026】

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

カットマン・佐藤瞳、中国メディアが分析する快進撃の理由「いかにして台頭したのか?」 世界2位も認める好調の証【チャイナスマッシュ2026】
佐藤瞳(C)WTT

卓球の国際大会「チャイナスマッシュ2026」は10日、中国・北京で女子シングルスの準決勝が行われ、世界ランキング13位の佐藤瞳(日本ペイントグループ)は同7位の陳幸同(中国)と対戦。ゲームカウント4-1で勝利して決勝進出を決めた。

日本女子シングルスでは初となるグランドスマッシュ決勝進出を成し遂げた佐藤。カットマンの躍進に中国メディアも熱い視線を送っている。

◆【動画あり】佐藤瞳、世界7位に4-1勝利で日本女子シングルス初の決勝進出 快進撃の28歳カットマンが陳幸同との激闘制しV王手【チャイナスマッシュ2026】

■陳幸同とのラリー戦を制する

佐藤は7月の「USスマッシュ」でベスト8に入るなど好調を維持してきた中、中国でのグランドスマッシュでも躍動を見せてきた。初戦から順調に勝ち上がり、3回戦で世界ランキング8位のザビーネ・ヴィンター(ドイツ)にストレート勝ち。準々決勝では世界4位の蒯曼(中国)を破って勝ち上がったカットマンの朱思冰(中国)も退けた。

自身初のベスト4入りを果たして迎えた陳幸同との準決勝でも、持ち前の粘り強さを発揮。フォアハンドの強打で押し込んできた陳幸同に第1ゲームこそ2-11で圧倒されたが、カットで粘り強く対応し、第2ゲーム終盤の9-8からは促進ルールが適用された。

陳幸同のレシーブミスも増え始める中、フットワークを生かしたラリー対応や、機を見て仕掛ける強打など攻守で粘り強く対処した佐藤が、中盤以降は主導権を握った。そこから4ゲームを連取して中国の実力者を退け、日本女子初となるグランドスマッシュのシングルス決勝進出を決めた。

■カットマンとして歩む“未開の地”

この佐藤の快進撃には、中国メディアからも高い関心が寄せられている。現地メディア『上観新聞』は「グランドスマッシュ決勝に進出した初のカットマン、この日本人選手はいかにして台頭したのか?」と見出しを打ち、佐藤の躍進の理由に迫っている。

記事内では「驚異的な持久力と攻守のバランスの取れたプレースタイルを武器に、佐藤は次々と強敵を退けて決勝進出を果たした」と、その持ち味に言及。

さらに、「この28歳のカットマンは今年王曼昱、蒯曼といった中国強豪選手を撃破している」と世界トップ選手相手の勝利にも触れながら、決勝で対戦する王曼昱のコメントも紹介している。「カット主戦型の佐藤瞳選手がグランドスラム大会の決勝に進出したことは、彼女の実力とコンディションが極めて優れていることの証明です」と、現世界2位の27歳もその活躍に賛辞を送っている。

女子では史上初となるカットマンでのグランドスマッシュ決勝進出を果たし、日本女子初のシングルス優勝にも王手をかけた佐藤。王曼昱との大一番でどのような戦いを見せるのか、関心が集まる。

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