【フィギュア】五輪シーズン、羽生結弦が掲げたテーマは「できること。一つずつ」 GPシリーズへ向けて意気込み語る

2020年、全日本選手権で演技する羽生結弦 (C)Getty Images

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズが今月22日(日本時間23日)、米ラスベガスでスタートする。戦いを前に、冬季五輪2連覇中の羽生結弦がGPシリーズ中継局のテレビ朝日を通じてコメントを発表。

北京五輪(来年2月)を控える中で行われる今シーズンのテーマを「できること。一つずつ」に設定し、一番の目標は「4回転半ジャンプの成功」と意気込みを語った。

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■4回転半成功へ全神経と全気力を使う

GPシリーズに挑む羽生は今シーズンのテーマを自筆し、掲げた。「できること。一つずつ」。「自分の中ですごく大切にしている言葉の一つで、自分が今まで出会ってきた言葉の中でも、すごく大切にしている」と選んだ理由を説明。「今まで“進化”とか“挑戦”とか言ってきましたが、毎日できることは違うし、苦しんだり、楽しかったり、幸せを感じたり、悲しみを感じたり、いろんな感情がありますが、できることを一つずつ丁寧に積み重ねていきたいと思っています」と、テーマに込めた思いも明かした。その上で「自分の一番の目標は4回転半を成功させたいということなので、そこに向かって今、全神経と全気力を使っている感じです」と、目標達成へ向けた決意を語った。

羽生は現在、練習拠点としていたカナダではなく、故郷の仙台で調整に励んでいる模様。予定ではGPシリーズ第4戦NHK杯(11月12~14日、東京・代々木)が初戦となっており、第6戦ロシア大会(11月26~28日、ソチ)にもエントリーしている。五輪を控えた中、遅いスタートにも見えるが、ライバルのネイサン・チェンも22日から始まる「スケートアメリカ」が初戦となっている。コロナ禍において、多くの選手が例年とは違う調整方法を求められているようで、リンクでどのような展開が待っているのか、想像がつかない状況だ。

■宇野は「自分への挑戦」を掲げる

一方、宇野昌磨が掲げたテーマは「挑む!」。「フィギュアスケーターだと23、24歳というのは決して若い歳ではないですが、それでも僕は挑む、挑戦する立場でいたいと思っています。今年、僕がやろうとしていることは、自分への挑戦だと思っているので、こういう言葉にしました」と説明。北京五輪については「本当に日本のレベルが高くなっていて、出場するのも一筋縄ではいかない状況ですが、今の僕にできているものをすべて出し切ればおのずと結果はついてくると思うので、来る日に向けて、毎日頑張っていきたいと思います」と心情を語った。

またGPシリーズ初参戦の鍵山優真は「一戦一戦全力で滑る!!」。「一戦一戦大切に全力で滑り切ろうという思いでこの目標にしました。最終的にはオリンピックという舞台で1番上を狙っていきたいですが、そのためにはまず一つ一つの小さな積み重ねが大切だと思うので、まずは目の前の目標から一つずつクリアしていくのが一番いいかなと思います」とした。

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文・SPREAD編集部


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