【ゴルフ】「アメージング」「アンリアル」プレーオフで見せた松山英樹のショットに全米注目

プレーオフの末、逆転Vを果たした松山英樹(C)ロイター

米男子ゴルフツアー「ソニー・オープン」の最終日は16日(日本時間17日)、米ハワイ州のワイアラエCC(7044ヤード、パー70)で行われ、松山英樹が7バーディー、ノーボギーの63で回り、通算23アンダーでホールアウト。同スコアで並んだラッセル・ヘンリー(米国)とのプレーオフを制し、アジア人最多タイとなる米ツアー8勝目を飾った。

◆【実際の映像】3番ウッドで見せたスーパーショット 観客を沸かせる

■イーグル引き寄せた3番ウッド

松山はこの日、首位のヘンリーと2打差の単独2位でスタート。同じ最終組で回る2人の勝負はまさにデッドヒートとなった。松山は一時5打差をつけられ、苦しい展開となったが、サンデーバックナイン突入すると猛追開始。10、11番で連続バーディーを奪い、11番でスコアを落としたヘンリーとの差を再び2に戻した。さらに、15番のバーディーで1打差に詰め寄ると、最終18番でもバーディーを奪取し、このホールをパーとしたヘンリーに追いついた。

松山は試合後、「前半は相手の勢いがすごかった。でも、チャンスは来ると思っていた」と話していたが、その言葉通りのプレーを見せ、勝負の行方はプレーオフへ。その1ホール目(18番549ヤード)、松山が圧巻のスーパーショットを見せた。残り277ヤードから3番ウッドで放った2打目は、ピン手前約1メートルにピタリ着弾。ギャラリーのボルテージが最高潮に達したこの1打でイーグルを引き寄せ、ボギーに終わったヘンリーとの一騎打ちを制した。

■「青木さん以来の優勝、うれしい」

この3番ウッドでのショットについて、PGAツアー公式Twitterは「UNREAL SHOT」と表現。「プレーオフ1ホール目、ヒデキは残り277ヤードの位置から美しいショットを放った」とつづり、映像とともに投稿した。PGA公式サイトも「ヒデキ・マツヤマのアメージングな3番ウッドが優勝を決めるイーグルにつながった」と記した。

そのほか、米「NBC Sports」は「ヘンリーが9番ホールで見せた4番アイアンも良かったが、プレーオフを制したマツヤマの3番ウッドの方がより素敵だった」とし、松山が2021-22年シーズンのフェデックスカップランキングでも5位から1位に浮上したと伝えた。また、これまでヘンリーが首位か2位で最終日を迎えた場合、1勝6敗で終わっていると指摘し、松山のライバルの勝負弱さにも言及した。

松山は試合後のインタビューで「青木功さんが初めて日本人としてPGAツアーで勝ったところで、僕がまた勝ててうれしく思います」とコメント。昨年4月マスターズに勝利し、日本人男子史上初のメジャー制覇をやってのけたのに続き、松山がまた新たな歴史を刻んだ。

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文・SPREAD編集部


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