【北京五輪/スピードスケート】高木美帆、今大会2つ目の銀メダル オールラウンダーとしての進化が止まらない

500mで自己ベストを更新した高木美帆(C)Getty Images

女子500メートルで、1500メートルに続く今大会2つ目の銀メダルに輝いた高木美帆は、個人の通算メダル獲得数を5つとし、自身の持つ冬季五輪の日本勢最多記録を更新した。

中長距離が得意とされる高木美は500メートルでは本命視されていなかったが、37秒12という自己ベストを記録し表彰台に立った。この快走に、国際スケート連盟ISU)公式サイトも思わず「サプライズの銀」と記し、興奮した様子だった。

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■“苦手”500メートルで自己ベスト更新

高木美は自己ベストを0秒10更新する37秒12を叩き出し、銀メダル。冬季五輪の日本勢最多記録を更新しまた、夏季五輪も含めると、柔道の谷亮子に並び女子としても最多となった。

記録ずくめのレースとなったが、高木美はもともと中長距離を得意としており、ISU公式サイトも「ほとんどの種目で優勝候補の一角を占めるミホ・タカギだが、500メートルはやや外れた存在」と記すなど、ピュアスプリンターが揃う中では劣勢を強いられると予想されていた。

しかし、終わって見れば出場選手の中で唯一自己ベストを更新するという会心の滑りを披露。本人も「とても驚きました。最初に(結果が表示される)画面を見たとき、これは別の選手の結果だと思いました」と話したほどだった。

最終400メートルのタイムは26秒71で、優勝したエリン・ジャクソンと同じ数字。結果的にジャクソンとはスタートダッシュで差がついたことになるが、それでも多くの短距離専門選手を上回る滑りを見せたことは、オールラウンダーとしての進化を印象付けた。

ISUから「北京で多忙なスケジュールをこなしている」と評された高木美。3000メートルで6位、1500メートルで銀、そして500メートルで再び銀メダルを獲得。今後、1000メートルとチームパシュートの決勝を控えており、個人でのメダルラッシュにも期待が集まっている。

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文・SPREAD編集部


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