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【北京五輪】羽生結弦、14日記者会見詳細、4回転アクセルに「手を差し伸べてくれたのは9歳の自分」

【北京五輪】羽生結弦、14日記者会見詳細、4回転アクセルに「手を差し伸べてくれたのは9歳の自分」
記者会見に臨んだ羽生結弦(C)Getty Images

■今後のゴールについて「正直混乱している」

さらに英語で、羽生結弦の今後のゴールについて質問されると冒頭、英語で日本語で応える旨を説明した後「4回転アクセルを降りたいなって、それともに自分のプログラムを完成させたいなっと思っていた。でも、自分のアクセルは完成しちゃったんじゃないかと思ってもいて…これから先、やって行くとして、どういう演技をしていくか、いろんなことを考えてます。次の五輪をやるのか、どこでやるのか把握できてない自分がいて……正直混乱している。ただ、これからも羽生結弦として、羽生結弦の大好きなスケートを極めて行きたいなと思ってます」とまだまとまっていない考えを素直に吐露した。

最後に王者としての重圧についても、解放されたのかについて「これ最後に泣かせに来るやつですかね(笑)。とても重かったし、とても重かったからこそ、自分が目指しているフィギュアスケートや4回転アクセルを探求できたかなと思う。ソチで優勝してなかったら報道は少なかっただろう、(勝ったからこそ羽生結弦というスケーターがいると)注目してもらえるきっかけになっし、平昌でも『SEIMEI』やって応援したいと思ってくれる人がたくさんいて、だからこそ今の自分があると思っている。今回の3連覇ということは消えてしまったし、その重圧からは解放されたが、ソチ大会が終わったときに言ったことと同じで、ボクはオリンピック王者だし、2連覇した人間だし、2連覇した人間として誇りを持って胸を張って、明日の自分がきょうを見たときに胸を張っていられるようにこれからも過ごしていきたいと思う」と結んだ。

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文・SPREAD編集部