最近のボートレース場には女性客が増えている?近年設けられている「女性専用スペース」「カラオケルーム」

競馬や競輪などと同様の公営競技として知られる「ボートレース」。全国24ヵ所のボートレース場にて、約1,600名のボートレーサーたちが日々凌ぎを削っている。

ボートレースは1日に12レースが行われ、1レースごとに6艇のボートで着順が争われる競技。そして、観客たちは着順を予想して「舟券」を購入し、その結果に手に汗を握っている。

そんなボートレースだが、やはり会場には「男性客が多そう」というイメージが強いだろうか。それは競馬や競輪にも同じことがいえるかもしれない。

しかし、最近のボートレース場では女性客のための試みを行っているのだとか。具体的に、それらはどのようなものなのだろうか。

「女性専用スペース」や「カラオケルーム」まで

最近のボートレース場では女性専用スペースが設けられているなど、女性客が訪れやすい会場づくりが成されている。

室内に用意された席から落ち着いて観戦するのも良し、屋外で迫力のあるレース展開を間近で見るのも良しで、ボートレース場での楽しみ方はより幅広いものに。

きらびやかな雰囲気の女性専用ルーム「kaguyahime」

なかでも「ボートレース江戸川」には、この女性専用スペースに加えてカラオケルームまで存在するというから驚きだ。ほかには、親子連れでも楽しめるようにとキッズスペースも設けられている。

実際にボートレース場に足を運ぶ女性たちの感想は

女性専用ルームやカラオケルーム、キッズスペースがあるなど、少し意外に思った人もいたのではないだろうか。

では、会場に足を運ぶ女性たちは、このような試みをはじめ、ボートレースという競技に対してどのような印象を抱いているのか。今回編集部では、ボートレース場に訪れていた女性客に話を聞いてみた。

―ボートレースはどんなところが面白いですか?

  • 「スタートが特徴的(※)なので、誰が一番最初にスタートラインを通過するのか、誰が一番最初にターンするのかを見るのが、ハラハラして面白いです(20代女性)」
    ※ほかの競技とは異なり、ボートレースでは「フライングスタート方式」と呼ばれる、決められた時間内にスタートラインを通過するルールがある
  • 「近くで見るとターンの際に迫力がありました。子どもも乗り物を見ることが好きなので一緒に見ています(30代女性)」

―女性専用ルームやカラオケルームを使ったことがありますか?

  • 「ボートレース場は男性が多くて少し入りづらいところもありましたが、女性専用ルームがあることで、何も気にすることなくレースを見ることができて嬉しいです(20代女性)」
  • 「江戸川にきたのは初めてだったので女性専用ルームがあることは知りませんでした。私は家族できましたが、女性だけでも来ることができるような配慮があることは非常に良いことだと思います。キッズスペースが充実しているレース場もあり、ゆっくり過ごせて良いです(30代女性)」

―好きな選手はいますか?

  • 「峰竜太選手です。顔がタイプです。ボートレース自体にハマったきっかけも、以前大学の友達と会場に来たときに峰選手を知ったことでした (20代女性)」
  • 「特別に好きな選手はいませんが、こういうアスリートもいるんだなって思ってみています。ほぼ毎日勝負している競技はほかにないと思うので、単純にすごいなと思いました(30代女性)」

「女性が増えていることは、ボートレース界にとっても嬉しいこと」

では、ボートレースを運営する側は、このような取り組みや女性からの反応に対してどう感じ、どう考えているのか。

現役時代は”艇王”と呼ばれたレジェンド選手で、現在は初代ボートレースアンバサダーとして活動する植木通彦(うえき みちひこ)さんは次のように語る。

「女性が増えていることは、ボートレース界にとっても非常に嬉しいことです。どのようにしたら女性に来ていただくことができるのか、各会場で試行錯誤しながら女性専用スペースやキッズスペースを設けたり、施設内に温泉施設を設けたりしています」

「今後もさらに皆様に楽しんでいただけるようなイベントや環境づくりを行い進化し続けていきますので、これからもご注目ください」

植木通彦さん

ボートレース界の今後に注目

このように、最近は女性が足を運びやすい会場づくりが行われているボートレース。女性客の獲得といえば、さまざまなスポーツ競技の間で試行錯誤されているところでもあるだろう。

これまでは男性客がメインのイメージが強かったであろうボートレースだが、このような取り組みを経てどのように変化を遂げていくのだろうか。今後の動きに注目していきたい。

また、まだ会場を訪れたことがないという人は、これを機に一度足を運んでみるのもどうだろうか。

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